稽古26回目

この日は、稽古中に数回、あ!これはいいかも!わかったかも?!という状態がありました。

具体的にいうと、自分が本当に身体のバランスを崩さずに「打てる」間合いにおいて、中心をとりあって、相手の竹刀を殺して打つ。あるいは相手の動きに応じる。これがすごくスムーズに、落ち着いてできる瞬間があったのです。

圧をかけて相手が苦しくなって動いたところを打つ。これは四段取得前後で感覚を掴んでいました。

一方で、自分から攻めて先に仕掛けて打つ。これがなかなかわかるようでわからなかったのですが、ようやく理解しつつあるような、そんな気がしてきました。

自分で仕掛け、打ち間に入る。相手の中心を取り竹刀を殺しに行く、ここで動いてくれれば対応する。もし動かなければ打つ、、、のですが、これが今まで一か八か、という要素が大きかった。大きい、、、というか一か八かで打ってたのがわかってきました。

相手の竹刀を殺して、制圧してればそのまま打てば当たる。この当たり前の感じがようやくわかってきました。今までは、相手の竹刀を殺しておらず、あるいは途中で逃してしまうから打っても当たったり当たらなかったりだったのかと。

失礼ながら、稽古後半、下位の方と稽古させていただいた時に、しっかり中心をとってこれを維持しながら打突に入っていくと、面白いように飛び込み面が決まりました。

体勢も崩れず、上に妙に跳ねてしまうこともなく、基本打ちのように打ててしまったのです。

いままで、〇〇先生やXX先生にはこれをやられてたのか。よくわかりました。

まだまだ言葉にうまくできないのですが、自分から仕掛けた時に、攻めが効いている、効いていないの区別がつくようにだんだんなってきたな、という実感があり、この感覚をもっと追求して稽古したいです。

なお、左手を横から握ってるという指摘を受け、大変恥ずかしい次第。。。手の内が効かない理由はここにもあったようです。。。いやあ、恥ずかしい。。。ちょっと自分でも横から握ってるかな?と感じたことは過去にあったのですが、スルーしてしまっていました。

竹刀の持ち方なんて基本中の基本ですが、こうやって指摘されないと変な癖がついちゃうものですね。気をつけたいです。

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