すごかった。。。
というか、ドネア強えええええ!!!
立ち上がりは井上がいい。ドネアも結構当ててくるけどこの感じならやはり5〜6ラウンドで井上のKOかな、、、とちょっと思いました。
2ラウンド目のカットする前だったかあとだったか。。。3Rかな? 井上がすこし余裕見せた感じがありました。ガード極端に下げて、これ危ないなー、、、と思ってたら案の定その辺から打ち込まれました。
目の上をカットされて、かつ3Rあたりでいいパンチを結構もらったことで、そこからドネアに巻き込まれた感がありましたね。
カットがなければその後、あそこまでドネアのパンチをもらったとは考えにくいけど、まあそこがドネアの実力というべきでしょうね。井上の強打に対して下がらないのが強い。
最近、ボクシング見ながら自分で採点つけてるんですが、1ラウンドが井上、2〜3ラウンドはドネアがとったかな、と感じました。まあ素人がなんの知識も勉強もせずに、単なる印象でつけてるのですが。
ドネアはとにかく最初から圧がすごかったですね。自分が対峙してる気持ちになって見てると、これは下がらざるを得ないと感じました。剣道もボクシングも総合格闘技もこの辺の感じって似てる気がする。やっぱり圧かけて相手を崩すか動かすかしたところが打撃のチャンスになると思うので。格闘技の場合、いいの1〜2発もらっても強引に崩すというのがあるのでそこは剣道と違うけど。
ドネアは井上のいいパンチをもらっても、頑強でしたね。効いたように見えてもすぐに回復してたし。ほんとタフ。
井上は井上で、これまで未知数だった「打たれ強さ」を証明しましたね。12ラウンドを通じてかなりいいのもらってた。井上がパンチもらってぐらついたのは衝撃的でした。ボディも結構効いてたと思うし、あわや倒れるかも、、という危険なシーンもありました。
それでもドネアの圧に屈せず、4R以降は井上のポイントリードという印象。素人採点では、4〜6が井上。7〜9ドネア。
井上は、いつもにくらべてボディが少ない印象。今ひとつ踏み込みきれてない感じがした。やはりドネアの左を警戒してるからなのか。お互い強打の持ち主なんで攻防の緊張感がすごい。。。
が、ついにきましたね。11Rにえげつない角度のボディがはいって、ドネア悶絶してダウン。倒れ方が珍しかったので最初、あばらが折れたのかと思いました。。。
しかしその後もドネアはいいパンチもらいながらも倒れない。それどころか逆転の一発を狙ってる雰囲気がぷんぷんしてる。
井上も攻勢にでる。井上のKOか、ドネアの一発逆転か、どちらもありうる際どさ!!
が、お互い最後まで攻撃を続けながらも12ラウンド終了。
で、自分の採点はこんな感じでした。
あれ、12Rがおかしい??なんか逆にしてるな。間違えたのか、実際にそう思ったのかもう不明。11Rの井上のダウンも、井上側に8を最初つけてて、あとでカウント時に逆にしました。ですので、ひょっとしたらなんか逆になったかもしれないw
これによると、114ー113で井上、というのが私の採点でした。
うーん、でも12Rはどうみても井上だよなあ、、、多分、これ書き間違いだとおもいますね。
そうすると115-112か。
今回、井上はドネアをKOすることはできなかったけど、これで評価が下がったとは思わない。ただ、井上も完璧ではないんだな、とは思った。
しかしこれについては、ドネアのすごさを賞賛すべきではと思います。
二人とも異様にタフで、ディフェンスも素晴らしく、その中であれだけの打撃をお互いヒットさせつつも、最終ラウンドになってもスピードもパワーも失わなかった。化け物じみた体力ですね。
井上はプロになって初めてギリギリの戦いになり、それを制しました。打たれ強さ、マインドの強さ、冷静さも並外れてることがよくわかりました。
適当ですけど、5試合分くらいの経験値が溜まったんじゃないかと思うし、さらに強くなると期待してしまいますね。
しかしドネアは本当に強かったし、試合前後のコメントやたちふるまいなど、実に立派な人だなあと思いました。前評判にかかわらず、本気で勝ちに来てましたね。トーナメントの他の試合見る限り、ここまで井上に拮抗するとは思わなかった。
さて、井上はやはりトップランク社との契約も発表されましたね。
かなりダメージあると思うので、まずはゆっくり身体を休めてほしいですが、次の試合が今から楽しみです!
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