前のこの記事でも書いたのですが、このところペダリングがなんかいろいろおかしい。おかしくなってきてる気がする。
RX BIKEさんでフィッティング受けたのち、すごくいい感じだったのに、剣道の昇段審査で乗る時間・距離が大幅に減った10月・11月でなにかがおかしくなりました。
上にリンク貼ったように、RX BIKEさんでフィッティングを受けた後、すごく良い感じで、特に9月は自分でもすごい登れるようになったし平坦の巡航速度もあがったなー、と成長を実感していたのです。
しかし、このところなにかおかしい。
太ももの大腿四頭筋が疲れるようになってるし、一時治っていた右膝の内側も痛むようになってきた。ほんとなにかがおかしい。
そこで、今回はいろいろちょうどよかったのでY’s ROADさんのBiORACERスタンダードでフィッティングを受けてみました。
なにがちょうどよかったのかは、また別記事で書きます^^
実車の寸法出してシュミレータで前後左右自由自在に
自分のオルトレXR3の寸法を測って、シュミレーターに入力したり、ハンドルをセッティングしてくれます。
あとは回しながらいろいろチェックいただき、しばらくすると、うぃーんとハンドルが上がったり下がったり、遠くなったり近くなったり、サドルが前に言ったり後ろにいったりと面白いです。
セッティングを変えて足の角度を測ってもらったり、試してみたいことありますか?と聞かれてもっとここをこうしてみたらどうなります?みたいな要望をだすことができます。
フィロソフィーが違うので全然違うセッティングにww
いやあ、面白いですね。ポジションって、筋力や身体の柔軟性によって変わるものだと聞いて、それはそうだろうな、と。
あと、一方でフィロソフィーというか、考え方の違いみたいなのもあるんだなあ、と。
結論から言うと、こう言う変化がありました。
サドルが後退してハンドルが前に出たので、乗り味が全然違います。かなり前傾が強まりました。
RX BIKEさんのセッティングはかなり前乗りで、ハンドルまでの距離も短く、コンパクトに身体を畳む感じだったということになります。実際サドルを固定するパーツを前後逆につけてより前に出すセッティングにもなっていました。
一方で、ワイズロードさんのセッティングは前後幅が広く、より前傾が強くなりました。
なんとなく小耳に挟んだところによると、プロのレーサーの中では比較的前乗りが流行っているとか?
ただ、ワイズロードで担当いただいたフィッターさんは、「前乗りのトレンドがあるんですけど、結構ペダリングがガチャガチャと乱れやすくもなります」とコメント。
・・・
おお、、、これ自分じゃん、と思いました。
で、前乗りから普通?というかワイズロードのBiORACERフィッティングのセッティングにしてハンドルが遠く、サドルが後ろにということで身体がより伸ばされた全然違うセッティングにしてみてもそんなに違和感ない。これまでとは違いますが、違うなりにしっくりくるというか。
激しくアンクリングしてた件について
RX BIKEさんでフィッテイングを受けた8月。
いろんな指摘事項があったのですが、その一つに、「つま先が下がりすぎていて、かつ足首でこねってる感じがある」というものがありました。
しっかり体重をかけて踏みおろすために、つま先下がりすぎると良くないので、踵を少し下げる意識を持ちましょう、というふうに教えてもらって、以来、結構気をつけていました。
どうやらやりすぎたようですww
またワイズロードのフィッターさんにアンクリンクしてるとご指摘いただきました。
びっくりした。自分では超平行だと思ってたww
これみると力が加わると主に踵が落ちて、いかにも力が逃げてる感じですね。。。
フィッターさんに、ペダルを3時の位置にするよう言われ、ペダルを平行にしてくださいと言われてやってみたら、その時点で既に踵が落ちていました。
平行にするとこれくらいですよー、と直してもらってびっくり。
自分の感覚としては、それだとかなりつま先だってるようなイメージになります。なので平行にするためにわざわざ踵を落とす意識を持っていたわけです。
「このシューズ、かなり踵が上がったフォルムになってるので、それで余計につま先だってる感じがするんじゃないですかね。」とフィッターさん。これで平行ですよ、という角度にしてもらうと、え、これで平行なの?という感じになる。
で、修正されたくらいの角度で踏むと、すごいペダルに力が乗ってる感触がある。
どうやら爪先立ちすぎるのを治そうと踵を下げようとしてるうちに行きすぎた+新シューズのフォルムで余計に過剰になって、踏み方が以前より悪くなっていたようです。
実走してみてどうか
フィッティング後走りに行ってよくわかりました。
この踏むと同時に踵が下がることでめっちゃパワーが逃げていたこと。また、ふくらはぎとふとももに負担がかかること、頑張ってる割にパワーが出ない感じは、アンクリングがかなり大きな原因だと思いました。
そういう足首の動きになっているだとおもって気を付けてみると、たしかに踏んで負荷がかかると同時に負荷に負けて踵が落ちるのががわかりました。これはダメだわ。。。明らかに力が逃げてる。
Aresシューズだと自分の感覚だと、以前注意されたつま先下りくらいのポジションでどうもちょうどいいくらいなので、そこで足首を固定するように意識して踏んでみると、実に力が入りやすい。
RX BIKEさんでフィッティング受けた直後みたいに、体重が足に乗って前に落ちる感じがでてきた。
あー、そうそうこんな風だった。9月くらいで調子いい時はこの感じだったわーーーーー!
走りながらサイコン見ても楽でありつつもここ最近よりもはるかにパワー出てます。
あれ?そうするとポジション変えなくても単に踏み方の問題だった?ww
ポジションは定期的に見直すのが良さそう
さて、フィッティング後、100kmの1800アップくらい走ったのですが、だいぶ変わったセッティングでも快適に走れました。
ただ、大きいのはアンクリングの部分で、すぐに直ったとは思ってないのですが、それでもそこを意識するだけでめちゃくちゃ大きな違いを体感しました。
こうなると元のセッティングに戻して踏み方変えたらどうなんだろう、、、というのを試したくなりますね。RX BIKEさんで出してもらったポジションも元々はすごくよかったのに、いつのまにかアンクリングがひどくなることで崩れてきた部分もあると思うので。
ただ一方で、8月の段階よりあきらかに前傾深い姿勢を取れるようになってきてるのも感じてたし、すこし窮屈に感じてたところもあるので、いずれにせよポジション変更する良いタイミングだったのかもしれません。
ポジションはやはり筋力や柔軟性でどんどん変わるな、と今回改めて思いましたし、特に自分のようにロードバイクはじめて半年くらいだとこれからもどんどん変わっていくように思います。
そう言う意味では、「これが絶対!」というものはないので、なにかがおかしくなっててきても、無理に自分を合わせるのではなく、違和感感じたら積極的にフィッティングやペダリングのコーチを受けてみるのが良いなー、とおもいました^^
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