先日の稽古ではダメなところがいっぱい出た、と書いたのですが、どうしてそうなるかについて、あれからつらつら考えてますw
自分の方が地力に勝る場合、いろんなことに余裕があるため、おそらく打突フォームもちゃんとしたもの(今の自分なりに)になっているはず。
が、相手の方が地力が勝る場合、「練習通りに打つ」がどんどん難しくなっていきます。
相手を打つためにより速く打とうとすると、どうしても右手主体になったり、下半身よりも上半身が先行してしまったりするわけです。
同時に打ってるように見えて、ことごとく相手に打たれてしまうからもっと速く、、、になるわけですが、まあそこがそもそも間違いな訳です。
本当は、もっと速くではなく、攻めで崩して居つかせる、あるいは引き出さねばなりません。
それはわかってるし、実践もできるようになってきた、、、のですが、
相手の地力が「大幅に」勝る場合は、それが全く不可能。
なので、どんどん苦しい状況になっていきます。
これ、なんでなんだろう、、、と思うわけです。
自分が地力に勝る場合は、相手が一歩入ってきてもなんとも思いません。
プレッシャーは感じないし、逆に何もしてないのに、相手の方が狼狽する感じも手に取るようにわかります。
だから技の起こりもよく見える。なので、相手がためらっていればこちらから中心を割っていくこともできるし、相手から来るのであれば、その技の起こりをみてからどうするか決められる、、、感覚はあります。
しかし、相手の地力が勝るとこれが急にできない。
7段・8段で、70超えた老齢の先生で、身体のスピードは自分や稽古してる他の若い人の方が速いはずなのに、そうした先生がふっと半歩入ってくると、びくっっっっっっっとなって、反射的に打ちに行ってしまう(打たされる)か、あるいは一瞬硬直してしまう(もちろんそこを打たれる)。
打突に入る前に決定的に負けているからこうなるわけで、なんでかというと非常な圧力を感じるから。
その圧力を跳ね返せない。ひとまわり強い、、、くらいだったらまだなんとかやりようはあるのですが、それ以上の差があるともうどうにもならないですね。
この上手から感じる圧力は一体、身体の何で検知してるんだろうか。。。
目をつぶれば感じないですむの・・・か?
だけど、余裕で打たれますねwww
目で見たら圧に負けてやれれる。
目を閉じたらそもそも打たれるwww
やはり上達のためには、とにかく上手にかかってかかって稽古を積むしかないのでしょう。
うーん、早く次の稽古にならないかな。日曜日が所属道場の稽古ですが、土曜日にも区の稽古会に参加できるといいなあ。
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