LinkinPark “Numb”のイントロキーボードの音色作成とオケ作成

つい先日、リンキンパークのVo.チェスターが亡くなってしまいましたね。

大変残念です。。。

リンキンパークのサウンドは大好きです!チェスターの声は、甘く伸びやかでありながら、シャウトさせた声がかっこ良い。

というわけで、追悼もかねて、ここのところリンキンパークがヘビーローテーションです。

好きな曲いっぱいありますが、まあ、やはりNumbは外せない。

このイントロのキーボードの音、印象的ですよねえ。。。

なんというか、音色の表面にゴロゴロゴロとするようなテクスチャがあって、印象深い音色です。

これ、作って見たいと思い、昨日やって見ました。

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で、この音だけ作ってもしょうがないので、ついでにオケも一緒にやってみた。

キーボード音は頑張りましたが、オケの方はまあ、ざっと、という感じです。

ドラム、ベース、ギター、それぞれ違いはたくさんありますが、まあ、なんとなくそれっぽい感じになったのではないかと思います^^

昨日作って記事は今日書いてるのですが、まあ一晩あけてみると、どうだろう。もっとローファイな感じにして、さらにもうちょっとだけ歪ませた方が似たかも。

まあ、でも自分的には満足です^^

リンキンパークのコピーをやるとしたら、キーボードの人にこの音を渡せば、まあまあ良いんじゃないかという気がする。

Numbのキーボード音の製法

シンセはUVI Falconというやつです。

というのも、Numbのイントロ音は、複数の音色が混ざってできている感じなのはわかりました。

具体的にはメインの音と、ゴロゴロゴロと変化する表面のテクスチャとでもいうべき音色が同時に鳴っていると自分なりに分析。

よくキーボードでピアノとストリングスが同時になる音色あるじゃないですか。あれと一緒ですね。

さて、ポイントとなるこのゴロゴロ音をどうするか。

なんとなく、これ、グラニュラーシンセってやつを使う気がした。

プリセットをたまにいじってるだけですが、こういう質感って、グラニュラーシンセが得意そうなやつです。

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となると、そういう複雑な音色を作るには、手持ちではFalconしかない。

というか、オープニングセールにつられて買っただけだったFalconがついに、役立つ時がきた。

さて、ゴロゴロ音の元はどうつくるか。

そうだ。

先日ねぶた祭でもらった鈴でどうか。

ねぶたの鈴は縁起物らしいですね^^

というわけで縁起物の鈴を鳴らして録音。

これをグラニュラーシンセの元に入れる。

うーん、、、音程感がはっきりせず、鈴だけだとちとダメですね。

原曲を聴く。

ピアノを混ぜるか、、、やってみる。違う。

とかとかのうちに、結局、普通のサイン波のオシレーターを加えました。

で、明らかに歪んでるので、ひずみを加えた。

それから、ローファイな感じなので、8 Band EQのプリセットで「Telephone1」というのを選択してさらに調整。

まだハイがキラキラするので、さらにローパスフィルター追加。

最後にリバーブ。

とまあ、こういう構成になりました。

Falconで、何か目的意識を持っていじったのが初めてだったので、勉強しながらだからちょっと時間がかかりました。

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まあ、でも慣れると自由度が高いし、分かりやすいと言ってもいいかも。慣れれば、ですが。

最後にもう少し表面の歪みがあった方が似てるということで、Culture Vultureを追加。

ライブで使う(する予定はないですが)なら、これは外して、Live内のエフェクトで代替しないといけないですね。まあしかし、ありそうで代替が効かない感じのエフェクター感があります、このCulture Vulture。

オケについて

当初、キーボード音だけコピーできればと思ってたのですが、こうなると、オケも作ってどれくらい似せられるのかやってみたくなりました。

とはいっても、オケすべての音色からフレーズから完コピするほどの情熱はない。。。

だいたいドラムキットから作るのは面倒すぎる。。。

ので、なんとなくそれっぽければOKという感じでやってみました。

耳コピです。

オープニングのノイズも一から作るのは面倒だったので、Falconのプリセットで似たのを調整。ひ〜〜〜〜ん、というノイズの音程感が原曲と違う。

シンセが入ってくる裏に、チェロっぽいような音があったので、これもFalconのプリセットで似たのを選択。横着せずにストリングスの音色をちゃんと選ぶべきだったかも。

エレドラが一番適当で、Liveのプリセット選んでおしまい。音色は一切いじってません。

ドラムはAddictive Drum2のMetalのなんかのプリセット。

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ドラムについてはフレーズもちゃんとはコピーしてない。クラッシュやハイハット等の使い方の細かいのも割愛。

ベースはTrillianの指弾ききのなんかの音色と、アナログシンセのベースの音を同じデータで鳴らしています。Trilianだけだと生っぽい感じがしすぎてもうちょっとべたーっと低音が鳴ってる方がらしいのかと思い。

あとギターは、ワシノスリ。

自分のBE-100をプロファイルしたKemperで鳴らしています。

同じフレーズを2回録音して、パンで左右に振り分けています。こうすると、轟音ギターっぽい感じに簡単になります。

ギターが入る前のフィードバックは、Kemperでは出せないので、ハーモニクスを別に録音しておいて、オートメーションでボリュームを書きました。ちとフィードバック音とギター音のボリュームがあってないか。フィードバック音が大きすぎたかも。

アンプもレクチっぽい音色の方が良いかもなのですが、まあ別にもうBE-100でいいや、ということでこれも時間かけずに終了。

あと原曲をよく聴くと、4分音符で、「てってってってってって」と鳴っているギターらしき音が聞こえましたので、これもギターでパーツを録音。でもこれ、ピアノかもしれない。

ピアノかもしれないなあとは思いつつ、混ぜてみると、そこそこ似てる気がするのでよしとしました。

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シンセを弾く&書き出し

というわけでオケができたので、いよいよオケにあわせてパッドで弾く。全ての作業はこれがやりたかったがため^^

それをiPhoneで録画したのが上の方にある動画です。

ミックス的なことはほとんどやってません。

音量とパンだけ。

最後、音圧の調整とかその辺は、慣れているLogicのほうがいいので、Liveから全部書き出してLogicに。

で、マキシマイザー等の調整を経て、書き出し。

で、動画編集ソフトで合成、と。

この辺は面倒そうですが、慣れたのでほとんど時間かからず。

というか、ぐいっとやって音圧がほどほどにあがればよし、くらいです。

やっぱ一番時間かかったのは、Falconでシンセの音を作るところ。

これが全体の60%かな。

でもおかげで、Falconの基本は把握できた気がします^^

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