稽古43回目

週末、いつもと違うところに行ってきました。全部で5名しかいなかったのですが、一人一人とじっくりと総当たりの地稽古ができて、良かったです。

いつものように上の先生にかかるのではなく、お互い同士の稽古ができたことでいろいろ発見がありました。

まず手前味噌ですが、自分の成長を感じた。

自分で言うなって感じですが。。。

遠間から攻め合いをスタートするのが身についてきたのか、お相手がそこを無視して一足一刀からはじめてくるような場合、相手の技の起こりがすごいよくわかるようになった。ここがまず非常に大きな違いでした。

相手の起こりをみて竹刀を振りかぶって、上から打つ感触がわかってきた。

かなりの余裕を持って相面で打ち勝てることにちょっと自分でびっくりしました。それも前みたいに、右手を伸ばして竹刀の先端が当たるような感じではなく、伸ばした左手が真っ直ぐ当たる感じで、打った感触がそもそも全然違います。

やはりこの方向性でいい気がする!

さてこの日は一人、大学生がいまして動きが非常に速いです。強そうです。こう言う感じの人に勝てるようになるというのがリバ剣の目的のひとつです。

去年だったら全く歯が立たないだろうとみてて思う相手。いまだったらどうだろう?

立ち会ってみると、若くて速いですが、そんなに攻め急いでこないです。強引に崩してくる感じでもなく、正剣って感じで綺麗です。

こちらの攻めにも容易には崩れません。自分より地力はちょっと上、という感触を攻め合いで感じました。しかし思ったほど上ではない、とも感じたので勇気づけられました。

こう言う相手だと、自分も打ち間に入るところの攻防で、速く打たねば、という気持ちからやはり前足に荷重が乗ってきます。

あ!いかんと思ってそれを戻す。じっくり攻め直す。前の圧力をかけるけど、前に乗りっぱなしにせず攻めが効かないと思ったら戻す。

しばらくすると、相手がこちらに打たせて応じようと思ったのか、剣先の抵抗が弱まる。ここで前足に乗りすぎてはいけない。この優勢を保ったままバランスを変えて、改めて竹刀で中心をとってから振りかぶって飛び込む!

ばこーんと飛び込み面が入った!

おお!これはうれしい!

相手もスイッチが入ってきて、無理やり手元上げさせて小手とか、別れ際当ててくるとかありましたが、これはまあ、当てっこというと失礼だけど、そんなに気にならない。試合だとそうもいかないと思いますが、これに試合のように対応するより、今は攻め合いの中からの一本を重視する稽古をしたい。

その後、圧が強まったお相手に打たれることも増えてきましたが、自分の攻撃も十分通用して打てています。そこで一本勝負に。

遠間からじっくり攻める。左足を気持ち寄せたところで自分の打ち間に入れました。相手が前に出てくるのがみえる。これはわかりやすい技のおこりでしたので、小さく振りかぶって打つ!

綺麗に中心を割って私の面が入ったと思います!

これは本日の会心の一撃でした。

その後他の方とも稽古して、最後、もう一本同じお相手と稽古しました。が、、、今度は結構打たれた^^;

一本勝負も私の小手に対して小手面と乗られて負け^^;

ちょっと自分の攻めが雑になったのと、前に体重乗ったのをうまく修正できなかったような気もします。修正できたときは打てた。できなかったときは応じられた。そう言う印象です。

まあでも今回は、「いい感じ」だと自分で感じたものが随所に出たので、この感触を忘れないようにしたいです。

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