【音色比較 前編】9本のギターを一気に試奏【スーパーゴージャスギター会】


さて、前回記事では集まったギターを紹介させてもらいました。

→ Part1:集結したギター紹介とモカのクリーン動画
→ Part3: 音色比較動画のつづき
→ Part4: アンプ編

ものすごいです。

どれも素晴らしいギターでした。

集合写真撮り忘れたのが残念。それぞれ特徴はあります。

ローが強い/弱い、ミッドが強い/弱い、ハイが強い/弱い、ゲインが強い/弱い、音が硬い/柔らかい(倍音多め)、カラッとしている/ダーティーな魅力がある、、、いろいろです。

それぞれ自分の好みの傾向こそあれ、どのギターも凄い実力で、基本的に出来ないことはないと思います。ギターの特徴と、自分の音の好みをふまえて、アンプやペダルで良い感じにセッティングできてしまうでしょう^^

さて、撮影はiPhoneです。
一カ所に固定して、録画しっぱなしです。
途中アンプセッティングは一切変えてませんので、完全にイコールコンディション。
※最初の2本とその後ではiPhoneの角度がずれたようで、厳密にイコールコンディションじゃないですね、すいません。録音にどれくらい影響したかわからないです。一回録音できてるかどうか確かめるために裏返して確認したせいだと思われます。

動画では音色の差が小さいように感じるかもしれませんが、実際はかなり違いました。iPhone動画ではやはりハイがかなり消えてしまう感じがします。

それにスタジオでスマホで録画された方ならご経験あると思いますが、生で聞いてるのとビデオで撮った音質は全く違うものなので、あくまで参考程度にお願いします^^


さて、比較動画は何種類も今回あります^^

ただ、iPhone設置位置の関係か、撮影した動画の中では、音色の違いが捉えられている、、と思われるものから先に紹介します。


試奏しているのは、弾き人知らずです。
ちなみに私はこんなに上手くないですw

動画中、マッカーティのスペル間違えてます。すいません。
なるべく同じフレーズが近接するように、工夫しています。一応。。。

頭からただ流して聞くと、私なんかは音の違いがわかりにくいので、同じフレーズあたりで、行ったり来たりすると違いがわかりやすいのでおすすめです。

さて、1本目の、’14年製のR9 ”名古屋っ娘”は、重心が高めの音色でした。
これから様々な改造がされて、パワーアップするそうなので楽しみです^^

2本目は、モダンイーグル ”Mocha”です。
非常にローが分厚い。
音が硬く、塊感があります。

その辺の感じがあんまりキャプチャーできてない気がします。
やはりモカたんは直に弾いていただくに限る。

この強い感じの音は私はめちゃくちゃ気に入っています。

3本目は、4o-2さんのマッカーティ。
詳細は、これの一つ前の記事を参照ください。

ネックが真っ黒で、いかにもハカランダ!

私のモダンイーグルとスペックはほぼ一緒ですが、これが不思議に音が全然違います。

このマッカーティは、高域が結構暴れる感じがあり、かっこいいです。
私のモカが超低空飛行な感じに対して、マッカーティは高い空を飛んでる感じです。すごく良い音でした^^

4本目は、私のCustom24。

これは音色の傾向ちがいますね。最初はセンターピックアップだからというのもありますが。

柔らかめの音でとても良いです。遠藤さんは「自分のPRSのイメージはこういう音」とおっしゃってましたね^^

minamiさんは、一本もってかえっていいならこのワシノスリかなあ、とおっしゃってました^^

5本目は、マーラさんのLes Paul Custom。

リアにソープバーのP90。フロントが、、、なんでしたっけ、すいません^^;

このギター、すごい好きな音でした。
P-90好きなんですよね。どこかスイートで。

このギターは強く歪んでもカラッとしてて良かったです。




6本目は、私のJPです!

遠藤さんからは
「ヴィンテージギター弾いてるみたいな感じがする」
「クリーンは良い335みたいな感触がある」

などなどたくさんお褒めいただき大変嬉しかったです^^


最後の方、じゃーん、とコードを伸ばすところがあると思うのですが、こういうところがカラッとしてて、かつ響く感じというのでしょうか。JPの音でとても好きなところの一つです。


7本目は、2回目登場。”名古屋っ娘”

JPと同じフレーズを弾かれているので、Youtube上でいったりきたりすると、違いがよくわかります。

鳴ってる音の部分が違いますね。
実際に聞いてるときは、JPよりもハイが強いかな、と思ってたのですが、この動画だとそんなこともないですね。単に録音しきれなかったのかどうか、、、よくわからないですね。



8本目は、minamiさんのKING。


ミドルのちょっと下の方でグオーーーーーーーと張り出してくる感じ、響いてくる感じは私のJPと同じ感触に感じます。

同じ13年製だし。

遠藤さん曰く、KINGのほうがミドルが厚い感じがすると言ってました。歪んだリードではより存在感が出そうですね、とのコメントも^^



9本目は、4o-2さんの13年製R9。
凄い杢です。


ベアナックルのMULEが載ってるのですが、私はこのギターの音はすごい好きでした^^

ウォーム&スイートに感じます。動画の中のフロントの音なんか、ちょっとかすれた感じとかがあって好きですね。




10本目!

4o-2さんの12年製R9!
ピックアップはベアナックルのストーミーマンデーです。

すこし馴染みのある感じに聞こえます。
minamiさんは、このPU気に入ってました^^




11本目!

2回目登場、モカたん。

今日はモカたんが主役なので、二回出ても良い事にさせてくださいw

出だしの最初の低音の「ゴアッ」と一瞬なるところ。
あれ、モカの特徴が出てると思います。生で聞くと、アノ感じの音の硬さがあります。

レンジが狭いと、以前の記事では書いてきましたが、決してハイが出てないわけではないです。

ただ、他のギターとおなじハイの出方にしようとすると、つまみが1~2目盛り余計にまわすかんじですかね。


遠藤さんは、超高域部分にローパスフィルターかけるとこんな感じ、とおっしゃってました。この辺はコンデンサーとかなんでしょうかね。


モカだけを弾いていてハイが足りないとは全く思わないし、耳に痛い高音が出ないので、私としてはむしろ好都合だと思ってます。いまのところ^^



ただ、同一セッティングだと、他のギターに比べて暗く聞こえがちなので、こういう動画比較ではちと不利かな?w


この会に参加してくれた他の方がどう思われたかわからないですが、私個人は、モカはすごい音が強いやつで、ガッ、ゴッ、ゴッと塊が飛んでくるようなところが良いと思っています。


動画だと、モカの音はちょっと引っ込んで聞こえるように思われる方も多いのではないかと思うのですが、実際の場では、モカの音が他よりも引っ込むなんてことは全くなく、逆に強いパワー感で押し出しはむしろ強かったと思います。


好みはあると思うのですが、非常に特徴的で、かなり個性的なギターだと思いました。


遠藤さんからは「倍音でなく実音部分が強い」というコメントをいただきましたが、言われてみるとまさにそんな感じです。


この音の強さ、輪郭がはっきりしている感じ、塊感、パワー感みたいなのがモカの魅力です。可愛らしい名前に似つかぬ、こう、アイアンマンみたいな強烈なギターですw


さて、比較動画はまだ何種類かあるので、続く。

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