コロナで延期、延期、また延期になったライブをついにやれました。
いやー、楽しかった〜。
コロナ前は、定期的に開催されていたことによって、スケジュールに追われてる部分が少しありました。それにメンバー全員、ある程度やりたいことをやってしまったこともあって、少しモチベーションが落ちている部分も正直ありました。
ただ、3年ぶりのライブはそういうの全部払拭しました。めちゃくちゃ楽しかった^^
だいぶ長いことやっていたセットリストということもあり、当日はちょいちょいミスはあったものの、全体的な出来は良かったんじゃないかとおもいます。
ギターは最初の2曲をレスポール。Joe Perry 1959 Les Paulです。結局、PRSではなくレスポール使うことにしました。
理由は、直前までつかっていたPRSのモカは、中域が厚いのですが、もうすこし軽くしてギラギラさせたくなった、というところです。
音に不満ということではなく、練習で使ってたらちょっと違うの試したくなった的なやつですね。結局、リハでは一度も使うことなく本番投入。
もう一つはジャズマス。
そもそもライブで一度も使ったことなかったので一度使いたいというのもあるし、何曲か演奏するLUNA SEAのINORANはジャズマスをメインで使っているらしいので、ちょうどいいですね。
そう、今回LUNA SEAを5曲演奏します。自分的には全く聞いてこなかったLUNA SEAなんですが、バンドで演奏するようになってかっこよさに気づきましたね。
まあでも全然詳しくはないです。
このジャズマスはPUの位置によって全然音が違います。フロントにすると非常にローの厚い音がでて、ジリジリと尖った音がでます。
原曲聞いてるとそのまんまではないですが、こういうエッセンスあるなー、とおもって使いました。単体の音としては自分ではこういう風にはしないと思うのですが、それもコピーする楽しさの一つでもありますね。
今回は曲によってPUの位置を変えていて、特に誰も気づかないと思いますが、自分的にはその使い分けには結構満足。
そしてアンプはHelix。
今回、ギター相方のマーラさんもHELIXで、ギター2本がライン出力となりました。
もともとは、アンプだと音量差がどうしてもあって、PAはマイクからの録音レベルを調整して外音のレベルも調整するわけですよね。ライブハウスで聞いてる方は、アンプの音+PAの音で上手いことバランスが取れた音で聞けるわけですが、一方で、ライブハウスでお願いするDVDはおそらくミキサーからの出力をそのまま落としてるので音量のバランスが悪いのです。
どっちかのギターがでかすぎる。キーボードがでかすぎる。とかとか。
これをある程度揃えたいというのが最初の目論見でした。そのためにふたりともラインにして、パッチの出力レベルを合わせちゃえばそんなに大きな差はでないんじゃない?と。
結局ベースのOMRさんもDIからライン出しになった(モニターとしてベースアンプは鳴らしていました)ので、パチモンとしては非常にデジタルなライブになりました。
これまでさんざんアナログのアンプだキャビだとやってたんですけどねw
やってみて思いましたが、非常に楽ちんだし、音色的にも満足いったし、聞いてくれていた他バンドの方に聞いてみてところ、バランスは非常に良かったし、クリアに聴こえたということで狙い通りだったのかな、と。
あと個人的に今回やってみたのは、ローカット。
DTMのミキシング的な考え方で、結構ローをガッツリ切りました。
単体で弾くと、若干貧相に聴こえなくもない、、、ですし、ちょっと切りすぎた感はありますが、やはり明らかに抜けは良くなったなと思いました。
これはリアルアンプだけではなかなかできないことでデジタルの利点な気はする。
なんですが、ライブハウスからのDVD聞いて思ったのはPAの段階で一般的なローカットはしてくれているようだということです。ということは思っていたよりも意味がなかったかもしれないし、そのローカットよりも更に上をカットしていたことによってクリアさが高まったような気もするし、どうなんでしょうね。
ともあれ、3年ぶりのライブは楽しかった。久しぶりにバンドで演奏してそれを聞いてくれる人がいる、という楽しみを味わいました。
打ち上げはだいぶ酔っ払いましたが、楽しい一日でした。
コメント