カントリーのソロアルバムでの来日公演がもう来週(初回は土曜日?)じゃん、ということで下調べしてる中で見つけました。
GQのインタビューのようですね。
音楽のことじゃなくて人生観みたいなのを語ってる短いインタビューですが、なんというか独特の言葉使い。昔から雑誌のインタビューの日本語訳や、ビデオなどをみてみてもそう感じていて、そのスティーブンの独特の話し方が好きですねえ。。。
こちらがGQのページです。
→ Never Miss an Opportunity to Totally Screw Up (Steven Tyler Interview)
独特の節回しなので、なんか英語が難しく感じるのですが、スティーブンタイラーらしくてカッコいいと思ったので、頑張って訳してみました。が、あってるのかどうかよくわからない箇所もあるので、間違ってる可能性があるものを読むのが嫌いな人は上の原文をどうぞ^^
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前に進め、そしてママをがっかりさせろ
人はみんな「とにかく先に進もう」と言うけど、それってどういうことだ? もし、ただ前に進むだけだったら、人はどうやって自分がおかした間違いに気づくっていうんだ。
人は何回も何回も同じことを繰り返してしまう運命にある。だけど、ほとんどの人は、自分たちがやってしまった間違いについてちゃんと語れないのさ。
それは、俺たちみんなママにはYESと言われ、親父にはNOって言われながら育ったからだ。だから、「どうか神様、自分は間違ってませんように、、、だって悪い僕はママに嫌われちゃうから!」ってことになっちまう。
人は過去に安住する必要はない。だけど、これまでの過去についてもう一度考えて見る必要はあるんだ。
本当に全てが滅茶苦茶な時でも
うまくいかなかったこと全てに感謝しよう。もし過去に戻って、今までに起きた最悪の出来事を変えれるとしたら、、、そう、最悪の出来事をだ。そうしたら自分は今の自分ではなくなっちまう。
怒るまでやれ。たとえ相手が自分のギタリストでも
曲についてジョー・ペリーやバンドのメンバーと言い争いをしてきた。その結果を見て欲しい。「Toys in the Attic」「Dream On」「Sweet Emotion」「Walk This Way」- どれも最高だ。
俺は、うまく行ってないことが何なのかをハッキリさせたい。だから「オーケー。俺たちお互いに納得できてないってことだよな? ま、いいか。よし、アイスクリーム買いに行こう」という風じゃダメだ。そんな話し合いのどこがいいんだ?
マーフィーの法則って知ってる?くだらないよな
「上手くいかない可能性のあることは上手く行かない」というマーフィーの法則なんて見つけ出されるべきじゃなかった。一度聞いたら、その考えに捉われてしまう。
今の俺はシラフだ。ラリってない。俺は今、新しいアルバム(日付的にソロのカントリーアルバムと思われる)に燃えてるんだ。恋してる。それでいい。
もしも、これまでの人生で、うまく行かなかったこと全てに注意して取り組んでいたとしたら、物事はまるっきり逆方向にすすんでいたはずだ。古くからこういうだろう。「食べものが人を作る」って。違うね。「考え方が人を作る」んだ。
世間には、めちゃくちゃ怒りながら歩いてる人たちがたくさんいる。そういうのを見ると、「自分が持ってる短い時間を、そんな惨めな気分で過ごしたいと本当に思ってるのかい?」って感じになる。
人生は短い。だから猫を飼え。
年老いた人たちの内側には、若い自分ってのも必ずいる。だけど「一体何が起きたんだ?人生はあっというまに進んできた。インターネットやらなんやらでますます速くなっている」と戸惑ってもいる。
「今まで水泳をしたことはあるか?」「シュノーケリングは?」「ローマ法皇に会ったことは?」「2回結婚したことはあるか?」「同時に2人の女とやったことは?」「謝ったことはあるか?」「犬か猫を飼ったことはある?」
誰であれ人生の旅路の終わりにこういう質問をしてみて、もし答えが「いや、まだやってない」だとしたら、その人が自分の人生に満足してたとは思えない。
Hunter S. Thompsonがなんと言ったか。「綺麗なままの肉体(well-preserved-body)で墓場に入れられたくない」と言ったんだ。
俺は、引き裂かれて、傷だらけになり、徹底的に使い古されて、完全にボロボロになって、「なんて人生だ!(What a ride!)」って叫びながら、スリップして横滑りのまま墓場に滑り込むつもりさ。
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