【目標達成】ついに真鯛が釣れた!

釣りを始めた際の憧れの魚、釣ってみたい魚No.1は「真鯛」でした。

そりゃあマグロとか釣ってみたいですが、ちょっとそれは先すぎるというか、身近な目標ではなかったわけです。

その点、真鯛は十分狙えるターゲットですし、見た目も綺麗だし、食べても美味いし、真鯛特有の「引き」があるらしく釣っても楽しい、と良いとこだらけです。

これまで水面に上がってきた魚が赤っぽいと、すわ!真鯛か?!と期待したものですが、常にホウボウ。

しかしついに!ついに、真鯛をゲットすることができました。

どうやら噂の「ノッコミ」が始まってるようです!

風もうねりも強く、バッド・コンディション

この日は、予報では午前中はまあ普通で14時過ぎから超強風、という予想だったので、友人たちに今日は午前中くらいかもね、なんて話していました。

ところがマリーナにつくとすでに結構な強風。スタッフからも、海況かなり悪いので気をつけてくださいとの注意を受ける。海面そのものは白波もたっておらず、穏やかに見えるのですが、防波堤には、相当な強さで波があたってます。

うーん、これは思ったより悪そう。最悪、中止か??なんて思いましたが、とりあえず様子見出航。沖にはでず、マリーナが見える近場でちょっとだけやってみることにしました。

さて、海に出てみると、、、うねりが強い!

写真ではまったくわかりませんが、間隔の長く、大きなうねりがきます。ただ、間隔が大きいせいか、揺れはさほどでもなく、あれ、意外に大丈夫かな、、、と思ってすこし沖の方向に向かいます。

すると、更に格段にでかいうねりになってきて、これはちと危ない。。。見ると、結構小さな船がさらに数百メートル沖で釣りしてるのですが、大丈夫なのかな、あれ。。。

我々は、マリーナ方面に戻り、湾内と言っても良いあたりまで戻ります。するとうねりはあるもののまあ許容範囲なレベルに収まります。

水深は15〜20m。これは真鯛は無理かな、、、と思いつつ、最近、15mくらいで超でかい真鯛が釣れたという情報もSNSで見ていたのでやるだけやってみます。

底をしつこく攻めてるとついに・・・!

この日は潮の流れも風もあったので、船がどんどん流されます。なんと1.8〜2ノットくらいで流れていきます。間違いなく、これまでで最速w

魚探はちょいちょい反応してまして、「へ」の字型の単体魚が複数いる反応が継続的にあります。

2流し目まであたりなし。水深が浅いのもあるので半分強、つまり底から10m弱くらいまで探っていましたが、とにかく流れが速いので、上まで巻いてるとチャンスを逃すかも?とおもって、3流し目は底をしつこく攻めてみようと思い、着底から5mほどですぐに落とすという作戦に切り替えました。

この流れの速さからすると、だいぶ広範囲をタイラバが泳ぐイメージです。

さて、海中でタイラバに潮が当たるのか、非常に巻き抵抗が大きい。タイラバのスカートが激しく動いてそうです。

なんか手応え的に釣れそうなんだよなあ、、、と思いながら巻き巻きしていました。

魚探にふたたび複数の大きそうな単体魚の反応があり、ここ上手くタイミングあえば釣れそうだよなあ、、、なんて思いながらやってると、

カカカッ!ゴンッ!

という感じでアタリが来ました!これまでの自分のタイラバの当たりの感触だと、カカカッとあたってから2回めのバイト、3回目のバイトでフッキングされてるような感触だったのですが、今回は一発でかかったような気がしました。

そして最初から重みがある!これは大きいのでは?!

アタリ直後から激しく暴れていまして、これまでの魚とは少し感触が違う。と思ったらビーーーーーとドラグが出されます。真下に潜っていってるような感触。

以前のブリのようなすごい力ではないし、ドラグが出る時間もブリのように延々と出続ける感じではないです。ときおり暴れるのか竿先がグングングン!と引かれます。

大きめのホウボウでもこんな感じでグングングン!と引いてきますが、なんか違う。

釣ったこともないくせに、自分的にはこれは真鯛だ、、、とほぼ確信してました。

これまでの魚とは感触が違います。

水深は15~20mくらいですが、なにしろ流されるので、アタリの時点でライン自体は70mくらい出てました。順調に巻けてますが、時折激しく暴れ、がっと下に潜りドラグが出される。

・・・楽しい。この引きの感じは今まで釣った魚で一番楽しい!

さて、いよいよあと数メートルのところまできました。友人2名もよってきて固唾をのんで見守る中、あがってきのは、、、

赤い!でかい!真鯛だ!

無事ランディング〜〜!

51センチというところでしょうか。いやー嬉しい!

ポイント的には浦賀沖というのでしょうか。香山根付近、水深15〜20mくらいです。

2枚目

その後も同じようなポイントを流し直すのですが、やや船が流れる方向が変わってきました。

どうもこれまでよりも沖のほうに流されていってしまうのですが、11時くらいからやや海況落ち着いてるのでまあいいか、、、とそのまま流されるがまま釣り継続。

魚探には先程と同じように、複数の単体魚の反応や、表層の方にベイトっぽい反応も出てきます。なにしろ流される速度が速いので、そろそろ流し直そうかな?と思うとまた反応がでてきます。

気づいたら鴨居沖を越えて観音崎沖あたりまできつつあります。水深は30〜40m。

このあたり、魚探の反応が良い。なんか釣れそう。

と思ったらまたもアタリが!

さっきと同じような感触です。これも真鯛だ!

ただ、さっきよりは力がないのでちょっと小さいかな、という印象。釣り上げてみると、やっぱり予想通り真鯛!

なんと初真鯛にして2枚!

40センチ。やはり先程のより一回り小ぶり。

家に帰って食べるまでが釣り

たった10センチ違い、、、と思ったのですが、こうしてみるとだいぶ違いますねー。

51センチのやつはお腹パンパン!

3枚におろしてみると、この子はオスで、白子でした。もう一尾はメスでした。

白子はパンパンにはいってました。でかい!

白子のポン酢合えにしたのですが、これがクリーミーでめっちゃ甘い。身と同じく、真鯛らしい上品な味わい。

刺し身も当たり前のように美味い。。。やはり真鯛は美味い。旨みが強い!

握りチャレンジもちょっとだけ。

自分の三枚おろしから作成された柵からネタの形に切るのが難しい。。。ただ、やるたびにそれっぽくはなってくるのでひたすら練習あるのみ。

ちょっと厚みがありすぎたので、もうちょっと薄く切らないとだめかも。

塩焼きテスト。これは美味い!塩焼き最高!

40センチをまるごとアクアパッツァに。

フライパンの大きさが足りず、頭部分の焼き色がいまいちですが、ちゃんと火は通ってました。やっぱり丸魚でつくると味がいいなあ。

51センチは半身の雄節を刺し身にしただけで、まだたくさんあります。

ですので、あとはカブトを煮込みにするのと、半身を切り身にしてるので塩焼きにするのと、さらに雌節も半分強残ってるので刺し身あるいは再度、握りチャレンジも良いかも。

やはり真鯛はいい。何度でも釣りたい

ホウボウも美味しい魚ですが、やはり真鯛は格上。。。そう感じざるをえない。

ノッコミシーズンはまだ始まったばかり、らしいので6月にかけてまた釣りたいなー。

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