(ネタバレありなので、結果を知りたくない人は引き返してください!)
ベラトール・フェザー級GPの準決勝が今週もみられます!11月は本当に格闘技がアツい!
先週のパトリシオ・ピットブルよりもこちらの試合を楽しみにしていました。なんといっても、無敗の大注目選手、怪物AJマッキーと、実力は折り紙付きの強敵ダリオン・コールドウェルが戦います。
自分の事前の予想では、AJマッキー勝利、、、ではあったのですが、コールドウェルの前戦、対アダム・ポリッチ戦が完璧な勝利だったので、ひょっとしたらAJもコールドウェルに寝技で一本負けくらうかも、、、と危惧していたのです。
試合開始。そして意外な結末へ・・・
さあ、試合開始です。
序盤、打撃をかい潜ってコールドウェルがタックル!早速寝技展開に持ち込みます。
AJに打撃をやらせずに、漬け切ってしまう目論見だと思います。
コールドウェルが肘を使ったパウンドを狙い、AJは結構力を使ってこれに対抗してるように見えました。これは長引くとかなり体力を消費するのでは・・・?
コールドウェルが強烈な肘を叩き込む!この展開が続くとAJはキツイ、、、とおもったら、コールドウェルの肘の打撃のあと、AJがするっと腕をずらして、あっという間に、コールドウェルの首から肩をかためた??
お・・・?これは決まってる・・・のか?どんどん深く食い込みます。これは決まってる!!そしてタップするコールドウェル。
なんとなんと、AJマッキーがダリオンコールドウェルから一本勝ちです!!1分ちょっとの早期決着!
決め技ですが、フロントチョークではなく、三角絞め・・・でしょうか?柔術の技は、にわかなのでよくわかってませんが、三角絞め的なチョーク??でも相手の肩は外に外れてるので、足で相手の肩を利用して圧迫するのではなく、自分のボディで相手の片側の頸動脈を圧迫する変形の三角絞め・・・なのかなあ?
なんでしょうね。これは。なんかしら技の名前があると思うのですが、詳しい人がいらっしゃったらコメントで教えてくれたら嬉しいです^^
ともかく、この試合が1ラウンドの早期決着とは驚いた。
展開としてはAJが寝技を凌いで立ち技でKOかと思いきや、まさかグラウンドで下から決めちゃうとは。。。
AJは圧倒的な打撃の攻撃力に加えて、グラウンドも強いですねえ。。。これはやばい。強い。本当に強い。これでデビュー以来、全戦全勝。連勝は17とし、自身の持つベラトール連勝記録を自ら更新です。
パトリシオ・ピットブル vs. AJ.マッキーの決勝!
期待通りの二人の決勝戦です。こうなるとは思ってたけど、いざ実現すると痺れますね〜〜!
すいません。まちがえました!ピットブルはもう一戦ありますね。ピットブル vs. サンチェス戦の勝者が決勝進出です。
下記の記事を書いたときは、次戦、決勝戦だと思って書いてしまいました。ややこしいですが原文は直さずそのままとしておきます。
どちらも、準決勝では圧倒的な実力差を見せて勝ちました。
いやー、しかしAJマッキーの印象が強烈すぎる。。。打撃の衝撃的KOのイメージが強いのですが、戦績しらべると1本勝ちも同数あるんですよね。コンプリートファイターです。
しかしコールドウェル相手に上に乗られてもなお、ここまでグラウンドが強いとなると、AJが負ける姿が想像できなくなってしまいました。
・・・いや、もう少し考えてみよう。
AJマッキーはまだ25歳。ピットブルは33歳。
そして身長がAJが178でピットブルは165。リーチに至っては、187 vs 166と、年齢、フレームにおいて圧倒的にAJ有利です。
ピットブルはかなり深く踏み込まないと当てられません。
カウンターと言っても、AJが突っ込んでくるとは思えません。AJがリーチを活かして遠くから戦ったら、一方的に当てられてしまいそうです。こうなるとピットブルは間合いに飛び込む必要がありますが、そこに合わせてくるであろうAJの膝をどう攻略するか。
うーん、、、やはり立ち技勝負はAJ有利だろうなあ。それともピットブルの踏み込みの速さが勝るんだろうか。
一方でピットブルも寝技が滅法強いです。KOと1本が同数ですね。これもAJと同じ。となるとリーチと身長差で不利な打撃勝負をせず、テイクダウンとって寝技勝負がいいのかなあ。
うーん、難しい。
決勝がいつか知りませんが、お互い、あまりダメージがなさそうなので、意外にはやくやりますかねえ。
それまでの間にピットブルとAJの過去の試合をもっと見返して、いろいろ自分なりに検討したいです。
コメント