株式投資歴は長いのですが、何遍も高い授業料を払ってきてまして(苦笑)、この10年くらいは個別に株を買うということは一切してこなかったのですが、コロナでの暴落を機に、一部を以前より興味あった米国の個別株に投資し始めました。
米国株を直接買うのは初めてだったので勉強とおもって記録を取り、記事にも書いてきたのですが、まあ、基本買って持ってるだけ、、、なので毎月書くことなどない。。。というわけで8月以降書いてませんでした。
ただ、その時どう思ったか、どう判断したかというのを自分のためにも記録しておきたいと思っていたので、今後はなんかトピックがある時に書こうと思ってたら年越してしまった。トピックはあったんですけどね。せめて2020年の総括くらいは書いておこうと思います。
2020年まとめ
トータルでは、投資金額、すなわち配当込み・純粋な追加投資分も含めて、とにかく投入した金額に対して日本円換算で33%のリターンでした。
2020年は好調すぎた2019年の反動で、そろそろ危ないか・・・?という雰囲気の中、3月コロナ禍で大暴落しました。全世界同時に人とモノの流通が阻害されるという未曾有の事態で、先行きも見えない中、当然株価も暴落したのですが、比較的早めに株価自体は跳ね返ってきました。
個別株に入り始めたのは3月後半くらいだったので、まあまあ良いタイミングで入れました。しかしこの時点では世の中的には、二番底が懸念されていました。
ただそうなったら買い増すだけ、と思いさほど気にせず投入。
その後は超巨額の経済支援、FRBの各種金融緩和方針を受けて、株式市場は大回復&爆上げモードに入りました。
米国株PF 9月→年末
米国株PFは、投資金額に対してのリターンは44.82%と2020年は非常に良い結果でした。
銘柄 | 9/4 | 12/31 |
---|---|---|
アメリカン エキスプレス | 26.76% | 46.72% |
ブッキング ホールディングス | 34.15% | 53.58% |
サーナー | 9.31% | 16.28% |
コンパスミネラルズインターナショナル | 25.01% | 22.97% |
クラウド ストライク ホールディングス A | 14.88% | 85.12% |
シスコ システムズ | 1.49% | 11.07% |
シェブロン | 4.46% | 7.21% |
デュポン ド ヌムール | 20.79% | 47.81% |
ダウ | 64.37% | 66.67% |
アルファベット C | 30.14% | 38.87% |
インターナショナル ビジネス マシーンズ | 10.56% | 11.83% |
JPモルガン チェース | 12.56% | 41.16% |
コカ-コーラ | 10.65% | 20.21% |
ロッキード マーチン | -0.98% | -8.33% |
マクドナルド | 19.43% | 19.87% |
スリーエム | 22.26% | 28.49% |
マイクロソフト | -1.64% | 3.00% |
ファイザー | 5.42% | 19.82% |
テスラ | 258.53% | 521.63% |
ヴィアトリス | – | -39.00% |
ベライゾン コミュニケーションズ | 10.04% | 6.66% |
エクソン モービル | -3.22% | 2.00% |
特筆すべきはテスラの521.63%。今年は爆発しましたね。そして個人的に期待のクラウド・ストライクも85.12%と素晴らしいリターンを出しています。その他、アメリカンエキスプレス、ブッキング、ダウなんかもよかったですね。
このように全体的に9月からも爆上げでした。唯一の例外はPFEのスピンオフで出てきたVTRSですね。これの取得原価の計算が正しければ、、、ですが-39%と大きなマイナス。ですが、全体的な金額間からすればほぼ誤差の範囲です。
あとは、LMT(ロッキードマーチン)ですかね。どう考えても代替のきく企業ではないとおもって、下がるたびにちょっとずつ買い増してたのですが現時点ではまだ低迷しています。そういう意味ではさらに買っても良いのですが、ただまあこういう軍需の企業に投資するのってどうなのという思いもあるにはあるので、2021年は保有自体を見直すかもしれない。
S&P500より13.9%パフォーマンス良かった
7末くらいからの記録なので半端だしあんまり意味ないのですが、そこからの計算で言うと、米国株の自分PFのほうがS&P500のインデックスを買うより13.9%良いパフォーマンスでした。
2021年は1年通じて記録できると思うので、果たして自分の個別株PFがインデックスを上回れるかどうかチャレンジしたいと思います。そもそも数%分とはいえ、個別株に手を出したのはインデックスを上回れるかどうかチャレンジのためでもあります。
日本株PF 9末→年末
銘柄 | 9/4 | 12/31 |
---|---|---|
旭化成 | 22.52% | 41.42% |
パーク24 | 14.38% | 12.01% |
USS | 5.65% | 24.09% |
全国保証 | 32.34% | 60.33% |
パーク24 | 33.02% | 30.25% |
JAL | 17.09% | 10.22% |
日本株PFも最終的には年初来最高値で終わりました。投資金額に対して33.35%と良い結果でした。
NISAの枠があるのでそれくらいは2021年は追加投資したいと思いますが、なんか日本株って例の単位株といううざい制度のおかげで買いにくいですね。。。はやく1株単位でやれるようにして欲しいです。
2021年度は爆上げか、それともバブル崩壊か?
どうなんでしょうねえ。是非とも知りたいですが、未来のことは誰にもわかりません。
いろいろ理論、理屈はあるので自分なりに予測、あるいは誰かの予測に乗っかる他ないです。
できれば、バブル崩壊前に売り抜けたいし、そのためにあれこれ考えたり、情報収集しようとはもちろん思っていますが、避けられないかもしれない。
まあでも避けられなければそれはそれでしょうがない。
結局重要なのは、株式の額面ではなく株数だと思っています。ちょっと高いところで売って、少し調整したところで買った場合、多くの場合は、結果的に所有株数が減る結果になりやすいです。
これではあんまり意味がない。これだと、投資効率が悪い。
良い取引とは、その一連の売買の結果、所有株数が増えることです。そうならないなら、結局持ち続けた方が効率が良いケースが多い。
となると、売買で儲けるのって、大きな波じゃないとなかなか難しいわけです。あるいは小波を完璧に読み切るか。でもまあそれは考えるまでもなく自分には無理ですね。
株数が重要と言っても、もちろん取得単価が適正であることも重要。そう考えると、一旦買った株式って売るのが難しいですね。バブル崩壊して株価が下がった際に、恐怖から売ってしまう、これが一番悪い手です。
ただ、個別株って仕方ない部分があります。2度とその株価に戻らない可能性は十分にあります(めちゃくちゃ経験済み)。倒産もする。
そういうわけで、自分は95%以上がインデックス投資です。でも個別株のほうが勉強になるし面白いので。。。
話ずれましたが、ともかく理想的なのは、大きな波に乗ること。つまり、バブル崩壊前にある程度売っておいて、暴落が落ち着いたところで買い戻し、トータル株数が増えることです。次に起きるバブル崩壊も大きな波になるでしょうから、そこは諦めちゃいけない気はする。
果たして売却のタイミングは来年中に来るのか、それとも2022か。。。そして売ってから暴落まで数ヶ月、下手したら1年かかるかも?その間、買い戻すのを我慢できるのか?
難易度高いですね。。。なるべく頑張りたいと思います。
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