ハルヒルにエントリーそして試走へ

バンド仲間でもありロード仲間でもあるマーラさんと話していたら、急遽ハルヒルにエントリーすることに。

試走も行きたいよね、というところで早速、試走しにいくことになりました^^

今年初めての本格的ヒルクライム。緊張です。

しかしビンディングシューズを忘れるという。。。

当日は、天気はよかったのですが、気温は寒そう。山の上の方は寒いかもしれないし、いろいろ考えてしっかり準備していきました。

それなのに。。。

ビンディングシューズを忘れるという。。。しかも、その場に到着して初めて気づきました。

え、こんなんで登り切れるのか・・・?

そこで、マーラさんとそのパートナーさんが、SPD-SLペダルをフラットペダル化する便利アイテムを貸してくれました!

嵌め込むとフラットペダル化する便利アイテムです!これでなんとかなるかも?という希望の光が見えました。

最強マシン「ドグマF」のカッコよさ。

ふおおおおおお!

とか思ってた割に、ビンディングシューズ忘れたインパクトが大きく、落ち着いて写真撮れずww

ピナレロはどのマシンもかっこいいですが、ドグマシリーズは街中で見かけてもなんかすごいな、これ!というオーラを感じるのですが、最新のドグマFもすごかった。

BBまわりのマッシブさ、シートピラーは極細。各所のエアロ効果ありそうな細かい処理など、さすがフラッグシップという感じです。

そしてホイールはBORA ULTRA WTO45!このぬるぬるテカテカ感がたまらん。このルックスはほんと最高。

しかしこの時点での私の頭の中は、ビンディングシューズなしで、しかも応急措置的なフラットペダル化で果たして登り切れるのかどうかでいっぱいですww

まあこうなったらタイムとかではなく、どんなコースか下見する。それだけという感じにしようと切り替えました。

スタートから初心者コースのゴールまで

さて、スタート。

早速ずっと登ってますね。

斜度はキツくないですが、スタートした瞬間からずーーーーっと登ってる印象です。

ドグマFのシートピラー細い。とはいえ走行写真だとわかりにくいですねえ。とにかく細い。スタイリッシュです。

桜も綺麗に咲いています!この日は気温は暖かいというほどではなかったですが、寒すぎはせず、走りやすかったです。

・・・登りは。

さて、ここまでもちょいちょい9%〜10%くらいのゾーンが散発していました。それぞれそんなに長い距離ではなく、しばらく登るとしばらく平坦みたいになるので精神的には楽。

ただ、距離としては全部で15kmくらいあったはずなので、まだ先は長い。

市街地からだいぶ山に近づいてきたなあ、、、と思っていたら、初心者コースゴールの鳥居が見えてきました。

事前の下調べによるとこの鳥居を超えてちょっといったところが初心者コースのゴールのはず。うん、これはだいぶ余力をもっていけますね。

そしてこの感じは練習に良いんじゃないかと思いました。

神社ゴールに向かう

さて、初心者ゴールでしばらくマーラさんを待っていました。マーラさんのパートナーさんがどうするかというところもあり、初心者ゴールで一旦合流待ちの可能性もあったためです。

で、待ってるうちに身体が冷えてきました。というわけで、迎えに行きがてらもう一回登ってもいいやと思ってくだりはじめて即、マーラさんが登ってきたので合流。

で、そのまま休みなしで先にいくことになりました。

登りはじめの緩斜面がちょうどダンシングしやすい感じに見えたので、試してみる。

やはりフラットペダルだと怖い・・・とはいえ、角度的にやりやすかったのでまあそのまま加速。しかしちょっとパワー使いすぎてシッティングに戻しても心拍が上がり、タレてきましたw

やはり無理は良くない。

さて、初心者ゴール以後はやはり事前情報通り、平均的な斜度が上がってきますね。しかし、登っては平坦、登っては平坦の階段状であることもあり、精神的には楽。

たんたんと回し続けます。

ここでZWIFT効果みたいなものが感じられました。要は一定のケイデンス、パワーでひたすら淡々と登り続けるというやつですね。

ケイデンス85RPM、パワーで210w前後くらいを維持することに集中。。。

210Wというと、自分の場合、ほぼFTP値だと思われる数値です。おおよそ3倍ですね。

しばらく行くと、そば屋かうどん屋か発見。いいなあ。

寄る・・・?

寄っちゃう・・・?

寄らない。

たんたんとペダルを回す。いやー、きつい。

右側に青い看板が見えてますが、初心者ゴール以後はこうやって、あと何キロというのが表示されてました。これもまた精神的に助けになりました。

ヒルクライムで何が辛いって、後どれくらいか分からないこと。これが一番きついです。

ただ、写真だとわかりにくいですが、この辺ちょっと勾配きついんですよね。ぜいぜい言いながら登り続けます。

しかしのこり500mというところで終わりは見えています。斜度を緩み始めると前方に鳥居らしきものが。あれがゴールか!

どうやらこれが神社コースのゴールのようです。

さて、ここで休憩して一旦マーラさんを待ちます。

いやー、しかしビンディングシューズないとやはりきつい。踏むことしかできないので、いつもよりも大腿四頭筋、太ももの前側の消耗が激しいです。

また、ペダルがずり落ちないように絶えず気を使ってることもあり、足首周り、ふくらはぎの筋肉もいつもより消耗してる気がします。

身体全体がなにかバランスを取ろうとして強張っているようで、いろんな場所がツリそうになっています。

やはりビンディングシューズは必要。絶対必要。

榛名湖へ

しばらくするとマーラさんが登ってきました。

どれどれ、どんな瀕死状態になってるのか。ヒヒヒ、、、と思ってるとわりと普通に登ってきて驚愕。

あれ?

初めてのヒルクライム。そして神社まで11km。最大勾配15%近くあるのに?

もっと瀕死であれ!

なぜか普通に登ってきたので、すげえな、、、と思いました。もっとぜいぜいしてるのが普通では・・・?

ともかく、しばし休憩。

シューズのせいであっちゃこっちゃツッている私は、榛名湖にいくのにややびびっています。あと、5kmか。。。大丈夫なのか?

ただ、これで下山するのもちと物足りない。マーラさんも最初は弱気でしたが、休憩とるにつれ回復してきたのか、行くか、という感じに。

出発!

事前の下調べ通り、平均的な斜度がぐっと上がる感じです。足は今にもつりそう。

これまでほど階段状ではなく、勾配の緩みはあるもののはっきりと平坦で休めるという感じでもないです。

しかしヒルクライムって不思議で、10%超をずっと登ってると、7~8%が非常に軽く感じますw 完全に脳が自分を騙しにきてますね。

キタキタ、これ。。。

前方の道路が一旦平坦になるものの、右に向けてグインと勾配があがっています。

あれを登るのか。。。

しかしえてして、実際に到達してみると遠くから見るほど勾配はキツくない場合も多いです。もう靴もあれだし、とにかく省エネで登っていきます。すごくZWIFTっぽいです。ZWIFTやる前はこういうペース走行みたいなものがぴんときていませんでした。

さて、これまで同様、頻繁にあと何キロか表示してくれます。あと2km?!

え?もう3kmくらいきたということ?早いなあ。

今回実は、ヒルクライムにおける自分の進歩を少し感じました。以前はもっともっと辛い苦行でした。ずっと坂道なのに距離を消化するのが今までより早く感じます。

速度そのものはそんなに強くパワー出してないので速くはないです。ただ上でも書いたみたいに、ZWFITで一定のパワーで漕ぎ続けるのに慣れてきた結果、ヒルクライムが相対的に楽になったような気がしています。

しかし勾配がきつい区間が多く、ダンシングですこし違う筋肉を使いたい場面もあったのですが、シューズが滑りそうでずっとシッティングオンリー。これがなかなかキツかったです。

さて、今日一番パワーを使う区間なんですが、なんとパワーメーターとケイデンスメーターが機能してません。

神社コーススタート時からどうも機能してない。走りながら色々やったのですがダメです。

えー、まじか。

しかしそれで足つきするのもなんですし、まあ仕方ない。こんなことは初めてです。

後で聞いたら、SPD-SLをフラペ化するあの板を嵌め込むと、電池の蓋を押し広げる形になり、たまに接触が悪くなってパワーメーターが動作しない場合があるとか。

(追記)そういうことではなく、単に電池の蓋が緩んでる場合があるとのことでした。

おおー、なんかだいぶ登ってきた感がでてきました!この感じ好きなんですよね。青空が広く見え始めてだいぶ登ってきたぞ感を感じられる瞬間が。

よし、あと1km!もうすぐ!

お。。。あれが有名な奇岩?

奇岩「男根岩」。たしかにぽいですww ここまでくればあと一息のようです。とはいえ、坂道の1kmは長いですけどね。。。

なんとか到着。

神社ゴールからは省エネモードで登ったこともあり、思ったほどキツくなかった。

このあと、上の写真の右にみえる神社に行って記念撮影。

そうこうしてるうちにマーラさんと合流。

またも割と普通に登ってきて驚愕する。

初ヒルクライムならもっと瀕死になるべき斜度なのに、これは自分なんかよりよっぽどクライマーなのかもしれないです。恐るべし。

榛名富士と愛機ビアンキ・オルトレXR4。

マーラさんのドグマFとぱしゃっ。

いやー、なんとかフラットペダルで登り切った。しかし足はつりそうで、なにより足の裏がすごい痺れてる。。。

ダウンヒルが寒すぎる

さて、ダウンヒル。

ダウンヒルは寒いし、怖いし、苦手です。だいぶ慣れてきましたが、まだまだ苦手です。

こんなとこ上ってきたのか。降りるのは一瞬ですが。

とにかく寒い。寒すぎる。

ブレーキを握る手の握力も無くなってくるし、だんだん腹たってきます。

次回はビンディングシューズで登りたい

ようやく降りてきました。

今回はとにかく登り切っただけ、という感じでしたが、コースの感じ、きつさの感じはわかりました。

次回はぜひビンディングシューズを履き、万全の状態でヒルクライムしたいです。本番まであまり時間がないですが、あと1〜2回は上っておきたいですね。

今回、エントリーしたのは中級者用の神社コースですので、次回は神社ゴールまでどれくらいのペースで走れるか試してみたいところです。

コメント

  1. m より:

    瀕死であれ!

    は、さすがに吹き出しました(笑)