新ボード構築3 ~mini amp gizmo + ARC-3~

※今回はややこしい話ですw いつかどなたかがmini amp gizmo+ARC-3でシステム構築する時の参考になれば

mini amp gizmoで、たしかにアンプはコントロールできた。

とりあえず設定が済んだのでテストしてみる。

ARC-3のスイッチ1を踏んだら、クリーンチャンネル。
2番を踏んだらチャンネル2。3番踏んだらチャンネル3。

素晴らしい!w
もうこのボードさえあれば、Mark Vのフットスイッチは不要だ!と喜ぶ。

6番を踏んだらMark Vのソロモード(音量ブースト)になるはずなので踏む。

・・・あれ?

たしかにソロスイッチはONになったが、チャンネルが1番になってしまう。

mini amp gizmo側の操作では、チャンネルを維持したままブーストのON/OFFができますが、ARC-3経由でMIDIコントロールを送ると、なぜかチャンネルも変わってしまう。

なんでだろう。。。

というわけで、ARC-3からどういうMIDI信号が出てくるか解析することにしました。ARC-3のMIDI出力をLogicにつなぎます。
Logic を録音にすれば、全部のMIDI情報が記録されるはず。

録音モードにしてスイッチ1を押します。

ARC-3側では、スイッチ1~8で、CC#88~95がそれぞれ設定してあります。
なので、スイッチ1を踏むと、Ch1 にコントロールナンバー88が送信されるはず。

ん?
たしかに2行目でCC#88が送信されています。。。

しかし89~95(スイッチ2~8)の値も0で送信されています。なんでだろう。。。これはARC-3の仕様なんでしょうねえ、きっと。

これを見ながら考える。

・・・

ひょっとしてソロスイッチ(6番)を踏んだとき、CC#88の0をamp gizmoが受診するとチャンネル1がリセットされる感じで戻ってしまうのだろうか。

例えば、値が127でON。値が0でOFFというように、mini amp gizmo側が動作するとなると、一応動きのつじつまはあってしまう。

次に良くある操作として想定しているケースで見てみる。

クリーン→CH3(歪み)→ブースト

4行目でCC#90が値127で送信されています。これでCH3に切り替わります。

その後、スイッチ6を踏んでるのですが、その際には、CC#93(ソロ)が送信されています。

うーん、やっぱり、これCC#90が0で送信されると、チャンネルがオフになったという解釈になって、どこのチャンネルも選択されてない状態はありえないので、CH1に復帰する、、、というようにamp gizmo 側が動いてる気がする。
なんでARC-3は関係ないCC#まで送るんだろうか。CC#93だけ送ればいいのに。

その辺をつらつら考える。。。

・・・

要はARC-3側でCC#を送信するには、プリセットモードにする必要があります。
プリセットモードでは、スイッチはそれぞれ排他的な関係です。つまり、スイッチ1を踏んだら、スイッチ2~7はオフになる。2を踏んだら1もオフになり、3~7もオフになる。

だからアサインされている他のCC#も同時に値=0(オフ)で送信してるのか。納得。まあ考えてみたら当たり前か。。。
スイッチを踏むたびにすべてのCCがオン(127)になってたら、全部のスイッチを同時に押してるような感じになり、それはそれでおかしいので。

しかしそうだとすると、Mark Vのフットスイッチ代わりに使うという計画が頓挫しますw

さらに考えると、フットスイッチ代わりにARC-3を使うには、

■スイッチ1~3(相互に排他的。どれかがONになったらどれかはOFFのCC#を送る)
■スイッチ4~8(独立してON/OFFなので、独立してCC#を送る)

という動きをARC-3がサポートしてくれないといけないわけです。

うーーーーん、これは完全に盲点。。。まったくそんなこと想定してなかった。

まあ、次のようにすれば擬似的に回避できなくはないですが、、、

スイッチ1:CH1
スイッチ2:CH2
スイッチ3:CH3
スイッチ4:CH1+ブースト
スイッチ5:CH2+ブースト
スイッチ6:CH3+ブースト

まあ、、、とりあえずはいいや。。。

ボード構築は次の段階に進みます。

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