事前情報より予測
3月30日にユニバーサルオーディオからなんか発表があるらしいです。
UADの次章・・・というなかなかものものしいタイトルですが、なんでしょうねー。
UAD2がUAD3になる?
うーん、でも単にプロセッサが速くなるというのは、そこまで大きなインパクトはない。Apolloインターフェースの新型だとすれば、Next chapter of UADとは言わない気がする。
上のページにはそもそも「UAD SPARK」と書かれてますね。すなおに、「UAD SPARK」という新製品が出ると思った方がいいのか。
カラフルなエレメントがたくさん集まってる感じ、、、さてはシンセ? UAD2も、著名なスタジオエフェクトはほぼ網羅してきて、次にギターアンプに行き、LUNA以降ソフトシンセにも手を伸ばし始めています。
いや、しかし単にソフトシンセの新製品だったらここまでの事前プロモーションしない気もする。やはりここはハードウェア、あるいはソフトウェアだとしたらLUNAくらいの大きな塊でないと釈然としない。
UADのフィジカルコントローラー・・・?とふと思いついたけど、流石に違うだろうなあ。。。なんとなくSPARKという名称とマッチしない。
やはり名称的にはシンセっぽく感じるけども、シンセならハードで出ると思う。中身は何にでもなるし、エフェクトはUAD2がそのまま動く、みたいな。
あ!とすると、ギターのマルチエフェクターもありか・・・?
そもそもFXでギターペダル出してきているので、マルチ化もなくはない?
ただマルチにするなら、レイテンシー対策が必要だろうなあ。それにShadowhillsやMassive Passiveでギターの音作りする必然性があるかどうかも微妙っちゃ微妙。ロマンはあるけども。
ハードウェアのギターアンプ、、、はなんとなく名称とそぐわないけど、ありうるといえばありうる。UAD2プラグインとしてギターアンプシムはだいぶ数が揃ってきてるので、フィジコンとしてのハードウェアアンプとセットにするというのは、比較的容易なアプローチに思える。
うーん、なんだろう??
3月30日を楽しみに待ちたいと思います!
予想は大外れ。DSPなしで動作するサブスク型サービスだった
さて、発表されましたが、大外れwwww
これまでUAD2は、専用ハードウェア(DSP)の上で動作するソフトウェアでしたが、UAD SPARKでは、ネイティブ対応ということで、専用ハードウェアが不要になりました。
ひと昔前なら、PCIボードをパソコン内部に入れちゃえば良かったのですが、iMacとかノートPCでの制作が一般的になってきた中でいうと、外付けのDSPボードってちょっと厄介でした。その点、ネイティブ対応は嬉しい人が多いのではないでしょうか。
しかしその代わり、月額制のサブスクになりました。月額$19.99か、年間で$149.99。
高い、、、のですが、過去を振り返ると1年間で$150以上使ってた気がするので、良いと言えば良いのかも・・・?
ただ、自分は気になるプラグインはすでにもう結構買ってしまっているので、いまからこれをサブスクというのもどうかなあ。
それより、今使ってるプラグインのネイティブ版があればなにかといいなあ、、、なんて思ったらさすがUA!
すでにお持ちのプラグインについてはネイティブ版くれるって!
早速試します。まず、UA Connectというアプリをダウンロードする必要があるようです。起動するとこんな感じ。
右側に既存ユーザーはUAD SPARK版のプラグインをゲットできるよ、とありますね。うれしい。
嬉しいが、自分の場合、何に使うんだろう??w ノートPCで出先で使う場合、、、なんてあったっけ?まあでもCPUパワーが爆増している今、ネイティブ対応版は将来的にあった方が良さそうなので嬉しい。
さて、試してみるもなんかうまくいかない。。。あれ?発表直後は、UA Connectのダウンロードもままならなかったようなので、まだ混雑して安定してないのかも。
まあすぐに使うことはないのでまた別途試してみたいと思います。
さて、UA Sparkでもう一つ気になるのが新作のソフトシンセ。
Opal Morphing Synthesizeというソフトシンセで、アナログとウェーブテーブルがミックスされたみたいな説明がありますね。
Lunaで発表されたRAVELやMOOGなどもいじってみたいんですよね。これは正直ちょっと惹かれる。
UAD SPARKまとめ(2022/3/31時点)
- 専用ハードなしでUADプラグインが使える
- サブスクで$19.99/月か$149.99/年
- すでに所有してるプラグインは、ネイティブ版をフリーでくれる
- 今のところ、エフェクトはLA-2Aコレクション、1176コレクション、API2500、Lexicon 224、Pure Plate Reverb、Galaxy Tape Echo、API Vision Channel Strip、Studer A800 Tape Machine、Neve 1073 Preamp and EQのみ対応
- インストルメントとして、新しいOpal Morphing Synthesizer、Ravel Grand Piano、Moog Minimoog、Waterfall B3が対応
- Mac版が先行。Winは2022年秋からの予定
この記事を書いてる時点では、所有プラグインのネイティブ版をどのようにダウンロードしてどう使えるのか未検証です。
また別途試してみたいと思ってます!
コメント