ロードバイク初めて丸3ヶ月がすぎ、4ヶ月目に入ろうという「にわか」なんですが、パワーメーターはすごく気になっていた機材で、なるべく早めに導入しようと思っていました。
まだもうちょっと先かなな、、、なんて思ってたある日、現在社会のストレスのせいか、発作的に家を飛び出し、冷静に車を運転してY’s Roadに行って記憶が曖昧なままに買ってしまいましたよ。
ペダル側パワーメーターGarmin Rally RS200をね!
ペダル型パワーメータのメリット
おそらく色んな意味で王道のパワーメータはクランク型だと思われます。そうすると駆動系取り替えないといけない、、、のでこの際、一気にアルテグラかデュラエースに替えちまうか?と思わなくもなかったのですが、まだ早いという思いと、ちょっとめんどくさいという気持ちがあり、なかなか手が出ませんでした。
そんな中、SPD-SLのクリート対応のペダル型パワーメーターがGarminから出てると知り、あ、なんだ、これ欲しいやつじゃん、となったわけです。
ペダル型のメリットはなんといっても手軽ですよね。ペダル取り替えるだけなので、買ってきて自分でつけられますね。
仮に自転車をもう一台買っても、簡単に付け替えられますね。
・・・まあ、もう一台買っても使いまわすことはないと思うんですが。。。まあ、とにかく手軽。これは大きい。
あとおそらく、ペダル型でしかとれないデータがあります。
ペダルのどこを踏んでるか、というデータですね。これはクリート位置を決めるのに効果的かも!と思ったのですが、いろいろ調べてみると、±10mm以内ならそんなに問題なくて、かつクリート位置はこれだけの問題ではないからうんぬんとあり、そう単純ではないらしい。
ちなみに、ほとんどのライドでは左PCOはピッタリ0mmになることがおおい。一方で右は+6mmくらいになることが多いので、ちょっと右のクリート位置をずらしたのです。
その後のライドで上のような結果になったので左にも影響するのだろうか、、、と思いつつ、ちょっと意識的に踏む位置変えるとこのPCO(プラットフォームセンターオフセット)の値は簡単に動きます。神経質に0を目指すようなものではなさそうですね。
まあ、でも左右0だと気持ちいい気はするんですよねw
自分のペダリングがどんなかわかる
上の丸二つが、左右のペダルにどう力が分配されているかですね。パワーメーター導入して最初のライドはこんな感じでした。
右54%の左46%かあ。。。結構ずれが大きいなあ、と。
それから意識し始めて2〜3回目のライド。
だいぶ左右均等に近づいた。
そして一番最近、一昨日がこれ↓
まあまだ右が強いですね。でも最初に比べると少し是正された。この図では52:49になってますが、サマリー画面だと51:49。まあ小数点の扱いの感じなので誤差ですね。
こういうことがわかるのもパワーメーターのメリット。
そして、リングの色のついてるところが、前向きの推進力を出力しているゾーンです。色が濃いのがパワーの50%を生み出している領域だそうです。
私の場合、12時を少し回ったところからパワーがかかり始めているようですが、これはもっと手前からの方がどうも良いらしい? 12時方向よりも少し左側からパワーがかかり始める方が良いというのをきいたことがあるようなないような。
引き足をもっと使うということですかねえ。それとも手前から前に滑らせるように回していくのだろうか。この辺は今後の研究課題。
自転車戦闘力であるFTPが測れる
これ、測ってみたいと思ってました。
FTPの測り方としてよく出てくるのは、
ウォーミングアップして5分全力疾走。10分回復走ののち、20分間の全力走だそうです。で、この20分全力走の平均パワーの95%がFTPだそうです。これで、1時間出力し続けられるパワーを出して、それを体重で割ってパワー・ウエイト・レシオを出すと。
・・・
・・・
めっちゃキツそう。どう考えてもきつい。
使用しているGarminのサイコンにもFTP計測するモードがあって試してみたら、ウォーミングアップの後、3分区切り?で、指定パワー内に入れろみたいな指示がでてくるようです。上で書いたのとはちょっと違いそう。
で、3分ごとにどんどん強度が上がっていく仕様になってるようです。
なぜ知ってるかというと、
・・・実はやってみたんです。
・・・
ブログに書くのが恥ずかしいような数値が出た。
パワーメーター導入前は、Garmin ConnectとかStravaとかははFTPのデフォルト設定値って200とかなってます。だから普通の人は200くらいなんだろうと思ってるわけです。
ロードバイク実際に乗り始め、Stravaのセグメントタイムとかをみてると、あれ、自分ってそれなりにできる方じゃん、と気を良くしていたものですから、てっきりFTPも悪くても210とか220くらいはあるだろう、と思ったんですよ。デフォルトの200は余裕で超えるだろう、と。
ところが、
・・・
179w
・・・
現実は厳しい。え、まじ?という感じです。
言い訳させて。めっちゃ疲れてたの!
しかしこの計測したのは本当にバテていた時なのです。一回全力ヒルクライムして、道路に倒れ込むくらい出し切った後にやったのです。
だから、だからこれは真の実力じゃないの・・・疲れてたの・・・本当はもっとできるはず、、、
と言い訳してみるw
まあ後もう一つあるのは、20分も安定して全力走できるところがない。
多摩川のサイクリングロードで計測したのですが、ワイズロード府中多摩川店あたりの橋から羽村方面に向かって計測したのですが、しばらくすると舗装がなくなって砂利道になるので、そこでUターンして元に戻る、という計測方法でした。
で、また橋につくとUターンして、、とやるのでその間パワーはかけられません。
どうも家の近所では20分走り続けられるところがないなあ、という感じです。めちゃくちゃ朝早く行くとかすれば別かもしれませんが。
まあ、でも当面はこういうやり方しかないですね。
ともあれ、今度は計測のために計測することにします。さすがにあんなに疲れてなかったらもうちょっと良い数字出るはず。
でも20分間力を出し続けるってそうとうきついです。
サイコンが「これくらいのパワー出して!」という指示に中盤以降全く到達しませんでした。。。前半飛ばしすぎたか?ペース配分も必要な気がする。
より重要なパワー・ウエイト・レシオ
まあぶっちゃけFTPが180Wでも体重が50kgなら、PWR3.6倍なわけです。
富士ヒルでブロンズを獲るためには、PWR3.2~3.3くらいが目安になるそうなので、179Wでも体重が50kgならまあ良いと言えるわけです。
私の場合75kg弱ありますから、そうすると、3.3倍というと、、、247.5w。
これは、、、今の力では全然届かないですね。。。
疲れてない時にタイムアタックとかしていて、FTP計測しなくても大体平均的にこれくらいが持続の限界というのはわかるのですが、247.5wはまだ全然いかない確信がありますね。
約5kmのタイムアタックの最高記録が平均238Wで7分28秒です。
そうすると、20分間出し続けられる力ってどうだろう。良くてもせいぜい210wか200wくらいですかねえ。あの疲れの感じからあと13分あのペースは無理だなあ。
・・遠い。遠いよ。。。
なにげにいつか富士ヒルでブロンズリングはとってみたいと思ってるのですが、現状では遠すぎて笑えますねww
単純にもう少し体重落とす必要がありますね。今、体脂肪率が18%くらいなので特に太ってはないしなんも困ってませんが、自転車的にはこれでは重すぎる。
まあとりあえずは70kgくらいにしないと話にならないだろう。くう、これも遠い、、、自転車乗ってカロリー消費したからといって良い気になって食べてると到達しない^^;
Rally RS200の使用感
さて、RS200のインプレッション的なことで言うと、、、
まあ、
これが初めてのパワーメーターなので、何とも比較できないので良くわかりません。。。
一つ言えるのは、普通のSPD-SLのペダルよりクリートが緩いかな、くらいの感じ。
これはバネを調整すればもう少し硬くできるはずです。現状、脱着が楽なのでほっといてますが、もう少し硬い方が良いかな。ちょっと簡単に脱着できすぎて心許ない。
重量は320g。ペダルとしてはちょい重くなりますが、これは仕方ないですかね。
バイク全体の重量配分としては、ペダルのように移動するモノよりも、中心に位置するクランクが重い方がなんとなく良さそうではあります。
が、貧脚ローディーである今の私にはそんなものはどうでも良いですね。
電源は電池です。個人的には自転車置いてあるガレージに電源がないので、電池の方がありがたいです。だいぶ長持ちしそうな感じですし。無線で通信してるのにすごいですね。
サイコンはおなじくGarminのEdge830を使用してるのですが、ペアリングは超簡単で別になんも困ることはないです。
取れるデータが増えて楽しいし、初心者でもパワーメーターは導入すべきでは
パワーメーターは高価ではありますが、初心者でも積極的に導入するべきなんじゃないかな、、と個人的には思いました。買ってよかった。
なにしろ取れるデータが飛躍的に増えるので、色々楽しい。
まだあんま分かってませんが、Vo2MAXについてはめっちゃGarmin Connectに褒められた。でもPWRは2.4程度と全然だめなんですけど。。。何を練習すれば良いんですか。。。
おお!高強度の有酸素運動の不足なんですね!わかりました!
てな具合にいろいろアドバイスもくれます。
このアドバイス、なんとなく感覚ともあってる。
100kmもかなり普通に走れるようになってきた中で感じたのですが、低強度での心肺は結構強くなってきた実感があるんですよね。
以前より心肺は強化されたので、今足りないのはパワーか。もっと意図的にパワーかけた練習がいいということですね。
これを受けて、例えば今の自分だったら、200W以上を維持し続けるとか、そういう練習方法ができるようになります。パワーメーターがないとこういうのできないですね。
あと、これくらいなら疲れない、、、というのもデータとっていけばわかるので、トレーニング目的でなくてもパワーメーター導入のメリットはあるように思います。上の方で書いたペダリング効率の改善とかにも使えますし。
まあとはいえ、ある程度トレーニング志向がないと興味すら湧かないシロモノでしょうけども、ちょっとでもこういうのに興味がある系の人なら、なるべく早めに導入するのがおすすめなんじゃないかなあと思いました。
ほら、弱いうちの方が成長が目に見えるじゃないですか。。。ある程度強くなってから導入するとなかなか数値が伸びないかもしれなくて辛いですが、初期段階で導入すれば改善がわかりやすくて楽しい、というメリットがあります^^
コメント
FTP上げるならやっぱりパワートレーニングですよ
自分は休日実走、平日は週4でローラー1時間半~2時間トレーニングして1年間で体重54kgFTP165から251まで上がりました。ここから先がまあ伸びないんですけど・・
パワートレーニングの本だけ買いましたw
実践にはやっぱりローラーとかが欲しくなりますねー。
・・・え?
54kgで251って4.6倍。。。凄すぎます!!
しかも1年でとなると、実走しててもみるみる速くなっていくのがわかりそうですね。いやあ憧れます^^
自分の方は、まずはなんとか3倍を目指したいとおもいます^^
FTP計測、最初の数回はコツが分からないからどうしても低い値になり易いです。
充分回復しながら、何回かやっていると面白いように伸びる時期が来ます。
STRAVAでKOMを20以上持っている人なら4倍は割と直ぐです。
おおー、そうなんですね!
そもそも20分間漕ぎ続けられる場所が見つけられてないので、記事中の計測機能はあれ以来使ってないのですが、どうも勝手に計測する機能があるようで、それで地味地味上がっていってます。多分ヒルクライムとかで20分以上かかってる時に計測されるんだとおもいます。
4倍、、、は遥か彼方ですね。憧れ。。。