ではダーティーシャーリーの詳細を書いてみます。
記事の最後に「自宅音量でマイク録音した動画」があります^^
まず、このアンプは40Wです。
しかし、100W級と並べて弾いても遜色ない、大爆音が出ますので問題ないです。
そしてシングルチャンネルです。クリーンと歪みチャンネルとかなくて、1チャンネルです。
非常にシンプルなアンプですね^^ エクスタシーの対極にありますw
1チャンネル構成ですが、2インプットです。
Hの方に突っ込んで画像くらいのゲインにすると、かなり歪みます。
私は12時くらいまでにとどめておくのがいまのところ好きです。
パワー管は5881です。
ん?
5881ってなんだ?
調べたら6L6改良版で、6L6と互換性があるようです。
背面。
センド・リターンと、スピーカーアウト*2。
スピーカーインピーダンス変更スイッチ。
以上。
シンプルです。
使用ギタリストは、ジョー・ボナマッサ。
そして我がギターヒーロー、ジョー・ペリー。
元々は、昨年のClub R9ライブ後のギター会で、メトロ・フリードマンとシルバージュビリーにノックアウトされたのがきっかけです。
そこから遠藤さんとかに「nicoさん、絶対マーシャルがあうとおもうんですよ」と呪文をかけられ、何度かのギター会、楽器屋の試奏などで徐々に精神が蝕まれてきました。
いろんなモデルを弾いた中で、このダーティー・シャーリー(Youtubeみてるとシャリーと発音してる人もいる)は、一番クラシックな風味があるアンプでした。
図太く、すこしローにブーミーな割れ感があります。
低ゲインでは、すごいオールドスクールなクラシックな感じでありながら、結構ゲインは高いところまでいくのがすごく良い感じです。
特に、Hでゲインを上げるとかなりの歪み量です。
こうすると、ジュワッと感も出てきて、普通にハードロックな感じ。
先日のギター会で、シルバージュビリーと弾き比べましたが、やはり結構違いはありました。その比較動画撮っているので、近日中にアップします^^ ジュビリーのほうがもっとハードロック。CDに近い耳慣れたサウンド^^
ともかくDSは、クラシックな路線で、例えば同じフリードマンでもSS-100とかJJ-00のドライブチャンネル側とは肌触りは少し違います。
どんなに歪ませてもああいうモダンな風味は全然ない感じです。
このアンプを弾いたら、ZEPとかを弾きたくなり、ちょっとリフだけさらってみました。
実は今まで弾いた事がないという、、、
弾き慣れないので、たどたどしいですが、やっぱカッコいいですね。ツェッペリンのリフ。もっと練習しよう。
さて、自宅で使う人にとってはどうでしょう。
結論から言うと、
かなり小音量になります!
これは助かります。
エクスタシーより全然小さくてもまともな音になります。
Mark Vと比べても遜色ない印象。
そんな小音量時に、一体どの程度の音なのか、、、実験してみたくなり、録音したのが下の動画。
2つあります。
この2つの動画は同時に録音しているので、全く同一の音源です。
1. マイク録音
キャビに近接しているマイクで、普通の音量時にはギターの生音など拾いませんが、ここでは聞こえますね。それくらい小音量、、、というか普通のTVより多分音量的には小さいです。
とりあえず弾いてても、妻は文句言ってこない。そういう感じです。
2. iPhone録音
こっちのほうが音量感つかみやすいですかね?
ここまで音量を絞ると、やや暗く、くぐもった感じや線の細さは出てきます。
コード弾きなどでは、潰れてしまっていますね。
大音量では、もっと明瞭で迫力が出ます。
・・・でも、これ、、、かなり良いと思うのですが、どうでしょう??
夜でもこれくらいで弾ければ文句ないんですけど、、、私は。
というわけで、
マーシャル好き
クラシックな歪みが好き
小さめでやや軽めのヘッド
ならかなりハマるアンプじゃないかと思います。
さんざ
ん褒めたので最後に一つ欠点を。
けっこうノイズが大きいです。
エクスタシーやMark Vがいかにノイズが少ないアンプかが良くわかりましたw
それともこれって私の個体だけ??
楽器屋さんで試奏される際には、この辺もチェックしてみてください!^^
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