ケンタなどでは、よく「つなぐだけで音がよくなる」と言われてたりします。
これはケンタウロスに搭載されているバッファが優秀だということのようです。
バッファとは、ギターのハイ・インピーダンスな入力信号をロー・インピーダンスに変換する部品です。
このバッファの質が悪いと、音質が激しく劣化します。
相当昔に買ったあるペダルは、つなぐだけで音が悪くなるという呪いのアイテムでしたw
さて、KTR、Soul Food、ヴィンテージTS808、35th TS808のバッファはどういう効果があるでしょうか?
スタジオでつなぎ変えてるうちに前の音を忘れちゃうので、この機会に同一条件で録画しておきました^^
TS-808はやはりフィルター感があります。
35thとヴィンテージは少し違う風合いですね。ヴィンテージはややダークです。
それに通すだけで歪みが増します。それがある意味ツヤ感をだしてるのかも。
KTR、SoulFoodは押し出しが強くなり、煌びやかになりますね。
Soul Foodのほうが金属的な質感が強い感じがします。
出力も一番あがるかも。
この動画はマイク位置やアンプセッティング変えてないので、音量差はそのままペダル差と思ってもらって良いかと思います^^
さて、ヴィンテージTS-808の変化は味わい深いものの、音色の変化は結構あります。
ローパスフィルター感というか。
「アンプの音を損ねたくない派」からすると、こういうのはダメで「バイパス音がひどいから。。。」という評価になりますね。
一方で、このフィルター特性が良い方向に出る組み合わせもあるはずで、そうなると「つなぐだけで音が良くなる」評価になります^^
使ってるギター、アンプ、出したい音、好みによって、評価はいろいろでしょうね^^
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