結局、Helix Floorを導入することにしました。
Head Rushなどもちょっと見ましたが、最終的には実績とIN/OUTの豊富さを取りました。
LINE6の製品はまだ20代の頃、POD2を持っていました。その後、POD XTもちょっとだけ持ってたかな?ピンとこなくてすぐに売ってしまったのですが。
さてこのHelixはどうかというと、、、
あの時代の製品に比べて、圧倒的な進化を遂げてますね!
ブラボー!
光っちゃってるけど箱はこんな感じだった。
さて、プリセットをざっと確認して、早速いちから自分でプリセットを作ってみました。
でまあ、こんな感じになりました。
最近気に入ってるVOX AC30のチャイムなクリーンから作ってみました。
コンプをかけてるので硬めに聴こえるかもしれないです。リードトーンはもっとディレイとかリバーブ厚めのほうが馴染んだっぽいですね。録画してみてそう思ったのでもう直してますが、動画自体やり直すのは面倒なのでそのまま。。。
さて、
Helixは操作がかなり簡単ですね。
詳しくはお店やYoutubeで使い方動画いろいろ出てるので興味ある方はみていただくと良いと思います^^
まずアンプ+キャビを選ぶのですが、AC-30のモデリングの一つであるEssexA というやつを選ぶ。
デフォルトで出てきた音も良かったのですが、なんか今ひとつ。ちょっとこもるようなところがあったので、まずキャビを変えてみました。
困ったときはグリーンバックという馬鹿の一つ覚えみたいな感じですが、とりあえずそれにしてみます。だいぶ好きな感じに変化したけどまだ今ひとつ、ということでマイクを変えてみる。
121 Ribbonというモデルに変更したところ、音像がクリアーな感じになって良かったのでこれにする。
クリーンにコンプを設定したところ。
いろんな種類のコンプがあるのですが、さくっと試したところこの、LA Studio CompというのがDAW上でかけるコンプと似た感じなのでしっくりきたのでこれにした。
これはディレイなんですが、Helixではエフェクトを追加すると、すぐに写真下のほうにあるつまみにパラメーターがアサインされます。なので、追加してすぐにさっと調整できる。というわけで操作は簡単。説明書みるより、だれかの操作してる動画とか店員さんにざっと説明してもらえれば、だいたいすぐに使えるようになると思いました。
2つ目の歪みサウンドは、BE-100のモデリングです。
これ、結構驚いたのがアンプのパラメーター。
HBEチャンネルのON/OFFだけでなく、FATやC45やSatなど実機にあるミニスイッチが再現されている!
・・・まだこの辺いじってませんが。上の動画ではC45スイッチがONになってます。写真撮るときに気づきました。実機ではOFFにしてるので写真撮る前にOFFに修正しました。動画はONの状態です。でもここいじってもあんまよくわからなかった。
さて、こうやってシグナルチェインに追加したエフェクト等は、いつでも足元のスイッチに自由にアサインできる。
シグナルチェインの順番とは全く無関係にアサインできるのが便利。
しかもボタン上にディスプレイがあってどこに何が入ってるか一眼でわかるようになってます。
さて、運用方法について。
Helix単体でLINE出しして使うのがまあ王道ですかね。
でも実機のアンプと組み合わせたい場合でもHelixは素晴らしくて完璧な連動ができました。
アンプ前段にコンプとか歪みとかワウとか入れて、アンプのセンドリターンに空間系エフェクトを入れる、ということも問題なくできました。
かつ、アンプのチャンネル切り替えとかソロスイッチとかリバーブのON/OFFとかフットスイッチ系のコントロールも可能。
しかも、お気に入りの実機のペダルがあるとすれば、Helixはそれもシームレスにつなぐことができます。
Helixにループが4ループあるので、そこからコンパクトペダルにつないで、Helix内部では、「FX Loop」というモジュールを入れることで、Helix内部のデジタルエフェクトと同列に扱うことができるわけです。
まだ試してませんが、マイクインプットもあるので、ギタボなんかも一台完結できるのかもしれない。
かつ、オーディオインターフェースにもなる。
PCで操作できるエディタもあり、もっというとHelix NativeというPC上のプラグインソフトまである。I/Oが違うので厳密に同じ音にはならないとは言え、実機がなくても原則的に同じことができる環境が整ってるということですね。
これはすごい。。。
まじですごすぎる製品ですね。
どういう使い方をする人にもスキなくソリューションを提供してる感じ。
まだ使い始めて半日くらいですが、これは完成度高い。
たまにありますよね。家電とか車とかソフトウェア、多分ゲームとかでもあると思うのですが、ごくたまーーーにでてくる全くスキのない製品。質・量ともに他よりも頭抜けてるモノ。傑作というやつですね。
まだ半日なのであれですが、Helixにもそれを感じる。
これはすごいわ。
ふー、、これはアナログのスイッチャーに戻れる気がしない。。。
コンパクトを並べる良さは、一つ一つのペダルの個性を集合して自分だけのリグを作るというところに良さとかロマンがあるわけです。デジタル完結のデメリットはその辺が画一的になっちゃうよね、というのがあるわけです。
ただ、Helixはコンパクトとの併用が可能なわけで、しかもルーティングも自由自在であり、しかも軽くて小さくなったわけであり。。。
もちろんコンパクトエフェクター自体の魅力は失われてない。
今後も気になったのがあれば買うこともあるでしょう。
がしかし。
スイッチャーというものに関してはなんか、、、どうだろう。
Helixがマスターコントローラーとしてここまで何でもできてしまうとなると、従来のスイッチャーというものの優位点がぱっとは思いつかないなあ、、、と思いました。
とりあえず導入してみたファーストインプレッションでした^^
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