今年のGWから突如始めたロードバイク。
絶賛ハマってます。
まだ短い経験ですが、それでもロードバイクにはいろんな楽しみが詰まってるのがわかりました。
スキーとかオートバイみたいな乗り物としての爽快感、少しずつ強く、速くなっていくトレーニング的な楽しさ、機材を追求する楽しみ、ウェアや小物といったファッション的な楽しみもありますね。未経験ですが、アマチュアのレースやイベントに出て順位を目指すというピュアスポーツな楽しみもあります。私も数回ながらやりましたが、これ食べたいという目的地を決めてのグルメライド、ロングライドも楽しいです。
でも今のところ、私が一番気に入ってる「楽しみ」は、「冒険感」です。冒険のワクワク感のようなものがロードバイクにはあります。
近所であっても道一つ変えただけで見知らぬところに迷い込んだような感じ、ここにこんなのがあったんだ!という発見。多摩川の橋一つ渡るにしても、車で通り過ぎてしまう時にはなにも感じなかった景色の美しさ。
同じ場所を通っても、自転車だと全然情報量が違う・・・
それが大自然の中になるとますます濃厚になります。見たことのない道、風景。そして自然に向かえば必然的に現れるのが坂道。はたして登り切れるのだろうか?という不安感。でもそれを乗り越えて目的地に到達する達成感。ライドそのものがめっちゃ冒険的な楽しみに満ちていて、次はどこに行こうかな?行けるかな?と考えるのがすごく楽しいです。
まだ全部で6つの坂・峠しか行ってないが勝手にランキング
というわけで、目的地の途中に確実に出現するのである程度普通に登れないとなあ、というのがヒルクライム挑戦のきっかけです。
最初は道の途中に出てくるちょっとした坂道でも息が切れてこれは峠なんていけないな、練習しなきゃいけないな、というのがヒルクライム挑戦のきっかけです。
今まで登ったところというと、、、まあ4つか5つかというくらいです。しかもヒルクライムと言えるのはまあ、、、3つ程度しかありません。他は街中にある坂って感じですね。
なのでヒルクライムしてますとも言えないくらいのヒルクラム初心者。ヒルクライムレベル1に過ぎませんが、そんな自分でも過去に登った坂を弱い順にランキングしてみます。
長坂谷公園・・・初めて経験したそれなりに長い坂道。でもまあスライム級。(Lv.1)
ロードバイクで初めて往復100kmに挑戦した江ノ島行きライド。
その途中で予期せずエンカウントしたのが長坂谷公園前の坂道です。人生で初めて自転車で挑むちゃんとした長い坂(?)でした。
800m弱で平均勾配5.6%。
遠くから見ても一直線に登ってる長い坂が見え、なんだこれは、、、と思ったものです。最大勾配は9%くらいあり、初めて9%という勾配を経験しました。
がまあ、所詮800m弱。息は切れるし疲れますが、問題なく倒せる敵ではありました。
蓮光寺坂・・・雑魚だが自分も弱いのでわずかにダメージを受ける(Lv.1)
聖蹟桜ヶ丘のいろは坂を登る際にルート検索してたら、あの辺はちょいちょい山っぽいのでいろんな坂があるようです。その中で見つけたので一回行ってみたのがこの蓮光寺坂。
わざわざいくと言うよりは通り道、、、みたいなところではありますが、私はわざわざ行きましたw
ストラバのセグメントによると大体2kmで平均3%。実際走ってみた感じ、斜度も一定でずーっとおんなじ感じで登ってる感じです。
きつい斜度は全くないので、座ってくるくるペダルを回せばそのうちクリアできます。が、2kmくらいあるので、Lvの低い自分だと、それなりにはぁはぁぜぃぜぃしてしまうw 序盤のドラクエでスライムにたまにダメージ喰らう感じ。
とりあえず登り切っても特になんもないのですが、その後のダウンヒルが見通しよく、車も前後全くいなかったので爽快なスピードで駆け降りることができたのがよかった。
聖蹟桜ヶ丘いろは坂・・・一撃の攻撃力はあるがHP少ないので倒せる(Lv.2)
有名スポットですね。距離は短いですが、山の中に入っていく感じがあるのでヒルクライムな雰囲気がでます。都民の森につづいてヒルクライム(といっていいのか?)2本目でした。
平均斜度8%。ストラバのこのマップで辿ってみると最大13.1%というところがありますね。実際キツさを予感させるエントランス。
このように、低レベルローディー(自分)にはハードな斜度。
結構ちゃんと斜度のきつい坂です。なので普通にきつい。10%超えるとやはり辛い。
特に、最初の1回目は先がどうなってるかわからなかったので、思った以上にきつかったです^^; やべえ、こんな辛いのか、、、と思いました。所詮街中のプチヒルクライム、とか思ってると、思ったより斜度があるので驚く。
とはいえ、ペダルが踏めなくなるような激坂ではないし、なんといっても700mくらいなのでなんとか倒すことはできる。
しかしヒルクライム・レベルが低い自分だと確実にダメージは喰らう。そんな感じです。一回戦って倒したらしばらく休息してHPを回復しないといけない、というレベルの敵。登り切った直後だとスライムにすら負ける。
ただ、一回でも走って道が分かれば、2回目以降、ただたんたんと登ること自体はそんなに問題はないのではないかと思います。
タイムアタックするとキツイです。。。私は毎回、ダンシング全力で最後まで登り切ってやろうくらいの感じになってしまうのですが、思ったよりきついので途中でストンと座る。またダンシング!力尽きて座る、、、みたいなw
この坂がもっと長くて斜度がもっと緩やかなら良いのにな、と思いますね。
牧馬峠(道志側)・・・序盤の攻撃に耐えれば中盤HP回復できるので粘れば倒せる中ボス(Lv.10)
宮ヶ瀬湖から相模湖までの間に出現する中ボス。
キャンプ場をスタート地点としてStravaによると3.16kmで、平均斜度6.6%。175m地点から386m地点まで登るので、HP(獲得標高)は211mあります。
これまでの「坂」の獲得標高(HP)は50mとか70m程度。
しかし牧馬峠からは、「峠」という称号がついてるだけあって、距離は3km超、HP(獲得標高)は200mを超えてきました。
距離がHPかなあ?獲得標高は攻撃力?いや、この組み合わせが、、、いやまあどうでもいいですかねw
とにかく一気に敵のレベルがあがり、キツさは「坂」の比ではありません。
上の記事にも書いたのですが、この牧馬峠。印象としては序盤がきつい。
序盤、いきなり10%超えてきて14%くらいまであげてくるので、かなりのダメージを喰らいます。
こんなん登り切れるのか・・・?不安が募ってきます。
がしかしなんとか耐え忍んでいると、徐々に攻撃が緩み始めます。そして中盤に入ると、牧馬峠は明らかに攻撃疲れしてきて5%前後で落ち着き、なんならたまに平地になります。ここでHP回復可能です。
たまに思い出したように8~10%くらいまで攻撃力を上げてきますが単発なので耐えられます。そして後半にかけて、なんと下り区間まで現れます!回復ポイント!
そして最終区間で最後の攻撃を仕掛けてきます。
1kmくらい、8%前後くらいがずっと続く感じです。ワインディングみたいなところで一瞬10%超えてそうですが、体感的には7〜8%がずっと続くように感じました。
しんどいですが足をついてしまうほどの恐怖は感じない。自分のヒルクライムレベルでは、かなり強敵ではあるものの、まあ初見で倒すことができました。
土山峠・・・弱いという噂だったが、実は攻撃力があり一度はやられた中ボス(Lv.11)
厚木方面から宮ヶ瀬湖に至る峠。登り切ったところが宮ヶ瀬湖です。
この土山峠。弱坂詐欺疑惑があります。
いろんなサイトみても、「最後の2kmはきついけど初心者でも大丈夫なやつ」と書かれていたので油断してました。
下の記事でも書きましたが、この弱坂詐欺にかかり、一度は無念の足つきを喫しました。
そんなバカな、、、こんなところで負けてしまうとは。しかし2回目の挑戦で倒しました。
道路に赤線が出てきたあたりから斜度がぐっと上がります。
あれ・・・?土山峠って弱いんじゃないの?思ったより、、、くっ。この斜度が続くのか・・・?
という感じに最初はなりました。初回は心拍が上がりすぎてどうしても無理で屈辱の足つき休憩。
2回目はなんとか倒しましたが、、、
やはり思い返してみても牧馬峠より自分にはキツかった。「一回足ついたらかこっちの方がきついはず」という思い込みなのかなあ。。。一般的には牧馬峠の方が強いボスという扱いのようなのですが、自分的には今のところ逆。
やはり近いうちに3回目の討伐をしにいかねばなるまい。
都民の森・・・普通に大ボス。長い戦いになり体力を削られる上に最後が一段とキツイ(Lv.20)
この都民の森、実は初めてのヒルクライムでした。
都民の森は、ロードバイク始めてヒルクライムをちょっと調べたらすぐに見つかりました。曰く、「初心者にも比較的おすすめ」だの、「初心者の登竜門」だの、「都民の森で初ヒルクライム挑戦しました」と言うような感じの情報がでてきます。
ですので思いました。
「ちょっとキツイかもしれないけど、自分でもいけるでしょ」と。
結論から言うと、初挑戦で足つきなしでクリアすることができました。ただもうほんとに限界の限界。ラスト4kmはもう歩いた方が速いくらいのスピードになってた気がしますw
左のペダルを踏む、よしこれで半歩近づいた。右のペダルを回す。さらに半歩近づいた。
これをやっていればいつかこの苦行も終わる。いつかは終わる。いつかは終わる。それだけ考えてペダルをのろのろと回し続けてました。
これが初心者向けのはずがない・・・これが初心者向けなら、俺、ヒルクライムは今生では無理だ。。。そう思いながら苦行に耐えていました。
いや、辛かったな。。。今もう一回やって、足つきなしクリアできるかどうか自信がありません。。。
自分から挑戦したヒルクライムなので良かったのですが、これ、もし人に「初心者向きだからさー」とかいって連れられて来たのなら1発でロードバイクが嫌いになった可能性すらあります。
さて前後しましたが、ここで都民の森のスペックを。
平均勾配3.5%、、、余裕じゃん?とおもわせるのが罠。これが初心者殺しの罠ですね。
私はこの都民の森が初ヒルクライム。平均3.5%くらいならいけると本気で思いました。この時は、峠というボスたちが満遍なく備えるスキル「平均の罠」を知らなかったのです。
さて、都民の森を大ボスクラスにしているのは距離の長さですね。檜原村役場から都民の森まで20km。序盤は登ってもすぐにダウンヒルになるなど、ちょっと疲れてもすぐ休めます。このダウンヒルにより平均勾配が小さくなっています。
そうとも知らない初心者ローディー(自分)をこれで半分か。いけるな!とか勘違いさせつつ奥地に誘い込んできます。
斜度が緩くなって一息つける休憩エリアは徐々に減り、気づいたら登りっぱなしになる。そして「初心者でも大丈夫」という甘い囁きに騙され寄ってきた初心者ローディーを、最後の10%区間で確実に殺しにくるという鬼仕様となっています。
とはいえ、「足つきあり」にすると難度がぐっと下がるような気もします。最大斜度が10%程度であることから、休憩しながらであれば「初心者でもいける」ということになるのかもしれません。
それでも最後の3kmは斜度高いのでキツイですけどね。。。
次のクエストで倒すべき峠は・・・
どこがいいかなあ。。。
ローディーの聖地とよばれるヤビツ峠に行ってみたいのですが、裏ヤビツがまだ通行止めのようです。ヤビツ峠通って宮ヶ瀬湖のほうに抜けられると良いのですが、今だと登ったらそのまま戻ってこなければなりません。
それはちとつまらないなあ、、、と。
都民の森に再チャレンジして今度はもっと上の風張峠まで行って、奥多摩湖まで行って一周する、、、というのも考えてますが、都民の森の再チャレンジはもっと経験積んでからのほうがいいなあ、となんとなく思ってます。
登り切ったら景色のいいところに行きたいなあ。それでコース全体で100kmで獲得標高1500mくらいのやつに挑戦したいです。なんとなく今のところこの辺が限界な感じがしますw
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