爛柯(らんか)というのは、囲碁の別名らしい。
昔、きこりが山に入って仙人の碁を見ていたら面白くなって夢中で見続けたら、気づいたらきこりの斧の柄が朽ちるほど時が経っていた、という中国の故事からきてるそうです。
で、転じて、そうまで時を忘れて夢中にさせた囲碁の別名となったそうです。
ちなみに「爛」はただれる、朽ちる、「柯」は、斧の柄のことだそうです。
・・・なんか別名カコイイ。そのモノを直接ささないあたりがカコイイ。
この言葉を知ったのはこの小説を読んだからです。
最近、Kindleで本いっぱい買うのでKindle Unlimitedにした方が得ではないかと思い、30日無料体験中なんですが、そこでたまたま見つけた本です。
で、「らんか」ってどっかで聞いたことあるなとおもったら、そう。以前どっかの記事に書いたアークヒルズの最上階にある囲碁サロンじゃないですか。
記事に書いたような気がしたんですが、上手く見つけられず^^;
ちらっとかいてますが、もうちょっとちゃんと書いたような気がするんだけどなあ。
知り合いが通ってるということで、私も何回かお邪魔させてもらったことがありますが、なんともいえない、不思議なところで楽しかった。
で、この小説の中に出てくる不思議なサロンの雰囲気の一部は、まちがいなくあそこのアレなんだなと。
小説ではもっと妖気あふるる感じになってますし、現実はそんなんじゃないけど、概ね同じ方向性というか同じ種類の匂いが発せられてるというか^^
この囲碁サロン、通いたいような気分にはなってたんですが、ちょっとなかなか時間もとれないなあ、、、ということで以後、足は遠のいちゃったのですが、相変わらずスマホのアプリの囲碁はちょいちょい遊んでます。でも上達しない。やっぱ人と一緒にやって、上手に教えてもらいながらやるといいと思う、本当に。
さて、
小説そのものは面白かったんだけど、文章とか構成はなんか拙いというか、初心者っぽい雰囲気すら感じる。でもおもしろく読めた。続きが気になります^^早く4巻でないかな。
こうなると他にもなんか囲碁の話が読みたい、、、と思い、探して読んでるのがこれ。
川端康成本人が、不敗の名人と言われる本因坊秀哉名人の引退試合の観戦記を書く新聞の記者だったそうなんですが、それを元に書かれた小説、、、というのかな、これ。ほぼ実名だし。名人側にスタンスとって書いてるので小説ってことなのかな。なにがフィクションで何がノンフィクションなんだか現時点では知らないです。
これはまだ前半も前半。なので感想は言えないけど、なんか、、、いい。
品がある。
しかし、あろうことか、これはKindle Unlimitedの対象外だったので買わねばならなかったorz
で、Kindle Unlimited探してたらこんな本も見つけた。
剣道小説!wwww
やばい。ダウンロード!無料体験しててよかった!
嘘でした。。。これもUnlimited対象外だったので買ったっぽい。。。
いやあこれも文章は、いわゆるライトノベル風っていうんですかね? 爛柯の宴と同じような感じです。
ほぼ漫画みたいによめるので、そういう意味ではいいかもしれない。
ただ、個人的には平易な言葉使いであっても、文章が練れてる小説の方が好きだな。
例えば最近の本でも「羊と鋼の森」なんかは文章そのものに詩のような美しさがあっていいなとおもったけど、これらにはそういうのは全然ないw
内容的にも深さみたいなのはほぼ感じないけど、面白いのでいい。エンタメとして楽しめるからオッケーです。
うーん、こうなると囲碁小説もいいけど、剣道関係の物語もいいなあ。
そういや剣道を題材にしてる話って「六三四の剣」「おれは鉄平」以外に読んだことがないや。
これもちょっと探してみよう。おすすめある方は是非教えて欲しいです。あくまでエンタメの範囲内でお願いしたいです^^
「五輪書」とかも読んでみたいとは思うけど、自分カテゴライズではエンタメではないw
一方で話変わって594の弦交換した。
だいぶ指板が汚れてるなあ。レモンオイル買わなきゃ。
前に書いたように塗装薄いせいか傷つくの速い。
これまでで最速のペースで傷がついてる気がする。
今日は割と早く帰れそうだし、夜も予定がないので練習できそうです^^
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