少し前の話、12月のあたまくらいの出来事なんですが、はじめて青物を釣ることができました!
前回はホウボウとカワハギをゲットすることができて美味しくいただいたのに味をしめ、今回も前半SLJ/タイラバ、後半カワハギと二段階作戦で行く予定で出発しました。
ポイントは浦賀水道航路1号灯浮標付近。1号灯浮標(緑)あたりで船をとめ、ドテラ流し状態に。風で南方向に流されていきます。これは上のリンクのホウボウが釣れたあたりでもあります。
魚探の反応も上々。これは、、、釣れる・・・釣れる気しかしない!
しかも今日は、人気と噂のビンビンスイッチがたまたま売ってたのをゲットしています。これは釣れるっしょ!無塗装100gです。
さて、流し始めてすぐ、真下にデカ目の魚がいっぱいいそうな魚探反応がきました。すかさず落とします。これ絶対釣れるやつでしょ、くらいの気持ちでした。
すると、着底から2巻き3巻くらいで、ビビビビビン!と当たりが。
タイラバなので、合わせはせずそのまま巻き続ける、、、らしいのでそのままちょっと巻くと、再びびびびびびん!と大きな反応があり、これはあたった!と確信したので竿を大きく上げて反応を見る。間違いなくかかっています!
途端にビーーーーーーーーー!とドラグがものすごい勢いで出されます。これはすごいパワー!
着底は50mくらいのところでしたが、あっという間に100mくらいまでラインが出されます。
めちゃくちゃ走っている。これはまさか噂に聞く青物?なにしろ初めてなのでわかりません。
いくらなんでもラインがかんたんに出されすぎると感じたので、徐々にドラグを締めていきます。ドラグの調整を間違えるとラインが切られたり、ばらしてしまうと聞いたのですが、いくらなんでも緩いのでこれでは魚を疲れさせることができないと思い、すこしずつ強めていきます。
そして止まったタイミングで巻く、、、が、巻けない。ドラグがまだ緩いようです。
巻ける程度に強めた後、巻き巻き。
100mから80mくらいまで巻くと、またビーーーーーーーーーーーーー!とラインが出されまた100mくらいまで行って止まる。
巻き巻き・・・巻き巻き・・・70mまできました。するとビーーーーーーーーーー!とまた100mに。
どうしても70mくらいから先が巻けません。
ラインの角度が変わり、船尾方向に。自分もポジションを変える。
ようやく50mくらいまで巻けました。すると、またビーーーーーーーーーーー!とラインを出されて70mまで戻されます。
船は非常にゆっくり流れており、流れていく先にも船はいないのでかなり安心して取り組める状況ではありましたが、なにしろ70mから上に上がってこない。
この時点で10分くらいやってます。
段々疑念が湧いてきました。
これ、、、本当にサカナ・・・?
根がかりじゃないのか?と思い始めたのですが、ラインの角度が変わるということは根がかりではないよなあ。。。
ようやく疲れてきたのか、だいぶ巻けるようになってきました。
30m・・・ビーーーーー!60mにもどる。20m・・・後少し、ビーーーーーーーー!50mに戻る・・・こんなことが何度も何度も繰り返されました。
そしてついに10mを切る。ついに上がってくる・・・!
と思ったらビビビビビビビーーーーーーーーー!!!と走り、再び50mまで戻されます。
な、なんだこれは・・・?船の姿が見えて抵抗したのか?やはり魚がついているのか。
ラインの角度が変わり今度は船首方向に。
この時点で私の中では、根がかりで引っ掛けたけど、岩が割れるかなんかして、結構おもい岩が引っかかってるんじゃないか、というもの。
一応巻けるけど、潮の流れなどで流されるとラインが出されるのではないか、、、と。
他の魚のように、巻いている途中に抵抗するような感触がなく、まるで根がかりしたようにラインが出されるのみだったので、どうもサカナがついているという確信がありませんでした。
後輩にいうと、いやでもラインの方向が変わってるんで魚でしょう、と。まあ、そうだよねえ。
・・・
・・・
段々、飽きてきたww
これ、魚ならやる気でるのですが、根がかりだったら一刻も早く回収して次の仕掛けを投入したい。魚のはずだけど、やってて魚感がないんですよね、どうも。これまでの魚は巻き巻きしてる間にビビビ!となんどか抵抗してくるのですが、今回はそれがない。単にある長さを巻くと、同じくらいラインが出されるだけ。それも根がかりしたようにビーーーーーと容赦なく出ていくのみです。
やはり根がかりでは・・・?
そこで、テンションかかってる状態から一気にリールのクラッチを切ってみてテンションを緩めました。根がかりなら取れるんじゃないかと期待して。
これを何度かやりましたが全然取れません。
じゃあもういいや!ということで更にドラグを増す。バレてもいい。
これまでのように、ガツンとラインを出されることはなくなったので、ポンピングというのでしょうか。竿を上げたら、上げたぶんを巻きながら竿先を海面に向けて下げていく、というやつですね。
竿を上げると重さでラインが出されてしまうので、これをまず出ない程度まで何回かに分けてドラグを締めました。
で、ぐーーーーっと持ち上げて巻く。グーっと持ち上げて巻く。
・・・おお、、、上がってきてる。
そしてついに10mを切りました、あと、8m,7m・・・
ビーーーーーーーーーー! またも30mまで戻されます。
もうこっちはバレてもいいとおもってるし、70%くらい魚じゃないと思ってたので、もう結構強引に上げてきます。
竿持ち上げて巻き巻き。竿持ち上げて巻き巻き。
ついに再び10mをきり、7m,6m,5m、、、お、そろそろ見えるのでは?
後輩にタモの用意を頼む。
4m、3m見えてきた。
え?!
なんか幅の広い白いものが見えてきます。でかい!エイか?それで重たかったのか?
いや、違う。
魚だ!間違いなく魚!青物です!
やったーーーーーーーー!なんかでかいのゲット!
これ、これはブリサイズでは?!
後輩とこれはブリでしょ!と盛り上がるも、メジャーがないのでわからない。
見様見真似で血抜きするが、さすがこのサイズの青物。めっちゃ血が出るので事件現場みたいになりました。。。
うむ。入らない。
これはどうやって持って帰ればいいのか。尾を切るしかないのかなあ・・・?
あれこれやって、尾の黄色いところは蓋からはみ出たのですが、強引にフタを閉めることができました。ふう。。。
時計見てなかったのですが、後輩いわく、30分くらいやってましたよ、、、とのこと。
いやー、、、頑張った。
それにしても達成感!これは達成感すごかった。嬉しい^^
これが青物の引きというやつなんですねー。次回以降、根がかりと疑うことはなくなりそうですw
また、どれくらいまでドラグを締めてもよいのか、ラインの強度についてもだいぶ感覚がつかめました。
自分でPEとリーダーを結んでますが大丈夫だったし、タイラバとの結束もほどけることはなく、その点でも自信を持ちました。
まだ釣り開始して1時間位しか経ってませんが、もうお腹いっぱい。もう帰ってもいいくらいです。もう釣れてもクーラーに入らないし。
最も後輩はまだ釣ってませんし、まだ午前中なのでその後も継続。しかしこのあとが続かない。。。フグやベラは釣れるものの、ポイント移動した先でのカワハギも不発。
結局、この日は後輩も含めてこのブリのみ、という釣行でした。でも十分です。満足ですw
家に持って帰ってさばく。
魚さばくのも3・4回目くらいで、このデカさ。気まぐれクックさんの動画とか見ながらなんとかおろしていきます。
これでもまだ冷蔵庫にほぼ半身残ってるんですよね。やはりでかい。
家に持って帰った来たら、クーラーで無理やり折りたたんだ状態で固まってしまっていまして、正確な長さが測れませんでした。ただ、とはいえやはり80cmは超えてるっぽく見える、、、感じなので、自分的には自分に甘く【ブリ】としたいと思います。
初・青物=ブリ!
すごいぞ!ということでw
大ワラサ/小ブリという感じですかねー。
しかし釣りそのものもまだ初心者でわからないことだらけだし、おろして料理にするのもわからないことだらけ。三枚おろしもガタガタだし、刺身に切るのも難しい。遠目にみるとそれっぽいですが、実際はお店で見るお刺身とはだいぶ形がよろしくないです。
でも味はよい!これが釣り人の特権というやつですねー。
釣った翌日に食べたもの、2日後、3日後、4日後くらいまで少しずつ食べてみてお刺身の味の違いや保存するとどうなるかとかいろいろわかり面白いです。
また釣りたいし、またおろしたいし、また色んな料理作りたい。
いやー、釣り、おもろい。
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