ギブソンの公式アナウンスメントはこちら。
これによるとメサブギーってもう創業51年らしく、ランドール・スミスもはや75歳だそうです。
Mark V愛用中のメサブギーファンの私としては、「まあ良かったかなあ」という感想。なんとなくここ最近のメサブギーは元気がなくなってた気がしてました。
創業者のランドール・スミスさんは、メサブギーの「マスターデザイナー」という肩書きになるそうで、引き続き関わるようですね。
マスターデザイナーにどういう権限があって、具体的に今までとなにがどう変わるのか、、、がよくわからないので、良いのか悪いのかはわかりません。
個人的には、ランドールスミスさんが75歳であり、どうもスタッフも長いこと働いてる人ばっかりということもあるので、新生ギブソンの経営陣が製品企画にがっつり入ったほうが望ましいなあと思ってます。
個人的には、サウンドのアップデートをとっても期待しています。
MarkシリーズとRectifierは定番スタンダードだからいいとして、やはりモダンな今時の音楽にあうサウンドのアンプが欲しいところですね。
今見たら、California Tweedというシンプルなビンテージ路線のシングルチャンネルのアンプが出てるんですね。これは知らなかった、、、というかニュース見ても忘れてただけかなあ??これは見た目もなかなか可愛いし、弾いてみたい。
ローンスターもいいアンプですが、使ってる人が多いとかローンスターに憧れてる!という話もほぼ聞かない。トリプルクラウンも同様。トリプルクラウンはなんか位置付けがよくわからないですね。多チャンネルでバーサタイルなMark Vとどう棲み分けるイメージなんだろう。
この際、この辺はディスコンにしてしまうのでどうでしょう。
マークシリーズとレクチでブランドのヘリテージを継承し、Carfornia Tweedはシンプル&ヴィンテージの高級ブティックアンプ王道路線。
そして目玉となる完全新企画のモダンアンプの4ラインナップくらいに整理してしまうのはどうでしょうね。W数のバリエーションとかもいらない。ギブソン傘下になってもそんなに資金が潤沢になるわけでもないだろうし。
まあ整理云々より、新しいサウンドをどう作るがキモですね。従来のメサブギーらしさみたいなのは忘れて、レクチ登場時のような、その時代において「モダン」なサウンドのアンプが開発できれば、もともとブランド力のあるメサブギーなので良い感じだと思うんですけどね^^
ギブソンの経営陣はメサブギーを買収して、こうしよう、こういうの作りたい、ギブソンの弱点をこう埋めていこう、というビジョンがあって買収してるはずなので、それがどんなものか楽しみです^^
さて勝手に言いまくりますが、私がギブソンのM&A考えるなら、メサブギーじゃなくてボグナーとかフリードマンを狙いたいところ。この2社の資本構成知りませんが。すでに大手の傘下でしたっけ??
ギブソン+メサブギーのシナジーより、ギブソン+ボグナーのほうがインパクトある気がするんですよね。個人的な意見ですけど^^
あとギブソンはシングルPUのギターメーカーも買いたいところですね。Kramerを持ってますが、これだけでは弱い。実現可能性は全く無視して言いますが、IbanezとかSuhrあたり欲しいですね。
破産前からですが、Gibsonの買収戦略ってなんかどこかピント外れに感じてしまいます。
Yamahaとはその辺が全然違う。今回もメサって微妙に外してる気がしなくもない。ギブソンにとって、という意味です。メサブギーにとっては良い話だと思います。
さて、もしGibsonがSuhrを買ってしまったら、Fenderとの間でストラト・テレボディシェイプに対する強烈な法廷闘争とか始まっちゃうんですかね。お互いのシェイプには踏み込まない的な不文律なのか実際のリーガルリスクなのかわかりませんが、なんかありそうな気はする。
業界事情にはまるっきり通じてませんので、妙なこと言ってたらすいません^^;
コメント
Friedmanは、
Boutique amp distribution
ですね、
そんなずばりなネーミングの会社があるんですね。今見たらそうそうたるブランドがならんでますねえ。私の気になってるTone Kingもある!