PRSの塗装が全体的にニトロセルロースラッカー系になるっぽい

NAMM終わりましたねー。

いろいろ面白そうなものが毎回でてくるので一回遊びに行ってみたいもんですね。

毎年、来年こそとかおもうのですが、年明けすぐで微妙に行きにくいですね^^;

さて、PRSは35周年。

大きなブースを出してたみたいです。ポールのプレスカンファレンスの動画がありました。

インタビュー動画とか見るといつもポールさんって変な人だなあ。。。いや、いい意味で。と思うのですが、さすがにこのプレスカンファレンスは普通に楽しそうにやってますね。いつもはインタビュワー泣かせと言うか個性強すぎて扱いにくそうな面があるなあw とちょいちょい思うので。

シルバースカイの限定「ネビュラ」塗装。

いわゆるマジョーラカラーってやつですね。動画で見ると、滑らかな色の変化がカコイイです。

めっちゃライブ映えしそうだなあ。実物見てみたいです^^ 動画後半でいってましたが、こう言うのは大抵アクリル系でニトロセルロースラッカー系でこのフィニッシュするの超難しいけどついにできた、みたいなこと言ってました。聞き取り間違ってるかもだけど。

で、やっぱり35周年記念ドラゴンモデルは外せないですね。

これまでのドラゴンもすごかったですが、今回は色調がダークで非常にクール。いやー、かっこいい。

さて、

上に貼った動画内でポールさんが、

「美術館にかざるような芸術作品を作りたいとは思ってない。私はちゃんと弾くためのギターを作りたいんだ。だからここでこのギターをみなさんのために弾いてみることにするよ」と言うようなことを言ってちょっとドラゴン35thの音を出してくれてますね。3:45あたりからです。

「芸術作品としてのギターが作りたいんじゃない。単に綺麗なギターを作りたいと言うことではなく、手に取らずにはいられないような楽器を作りたいんだ。だからプレスカンファレンスで唯一自分が弾こうと思うのはまさにこの一本だ。でもこれはドラゴンだ。もう全部売れてしまった。」とも言っておりますね。まあ世界各国のディストリビューターにということでしょうけども。小売はこれからですね。

さて、9:40くらいから本題の塗装の変化について説明しています。

これまでのPRSはV12フィニッシュというのがデフォルトで、これはポリウレタン系?アクリル系?なんでしたっけ。どっちだっけ。あんまよくわかってませんが。

これだと経年変化によるクラックも入らないのでいつまでも綺麗というのが売りなんですが、一方で塗膜が厚くていまいちという評価もつきまとっていました。それに古い個体だと経年により白濁するという症状もありましたね。最近のがどうかわからないです。私のCustom24は2013年製ですが、まあ7年くらいじゃ白濁の兆しもまだ見えませんね。一方で数年で白濁したり色抜けしたりするのもあるのでなんとも言えませんが。

これまでもマッカーティ594なんかはラッカー系に変更されていたのですが、今回、2020モデルからはCoreシリーズすべてとS2ラインがすべてニトロセルロースラッカーになるようです。塗装の工程を総とっかえした、と言ってますね。

実際、寒いところに配送しただけで新品なのにクラックが入ると言うのもよろしくない。混ぜ物すればクラックは入らないけど透明度の高い塗装も求められるわけで、じつはニトロ系にするのは超難しかった。結局PRSは、1964年にフェンダーがやっていたやり方に塗装のやり方を全部変えた、とのことです。微妙になんとかされたベースコートの上にニトロを塗る、、、みたいなことを説明してますが、この辺は詳しくないのでよくわからんですね。

フェンダーのヴィンテージ詳しい方はピンと来るかもしれません。

まあいずれにせよ、今後のPRSギターは経年変化でクラック入るようになるんでしょうね。音の違いも興味深いので2020モデルがでたらぜひ楽器屋さんで見て試奏してみたいです。

コメント