F12と812でイタリアンランチ会

車好きな方のBlogも良く拝見させてもらっているのですが、その中のお一人であるmugio-F12さんとお会いする機会がありました!

家持ち、子持ちのサラリーマン、フェラーリを買う
mugio-F12さんのブログです。最近の記事は「心身車共に満身創痍なプチ遠征(画像あり)」です。

812の前モデルであるF12は、じっくり見たことがないモデルでもあり、どのへんが共通でどのへんが違うのかなー、というのに興味がありました。また、他のフェラーリオーナーの方とお会いしてクルマ談義できるのはすごく楽しみです。

まずは給油から。

おお、こんなところにも跳ね馬マークが。これまで気づいてませんでした。

美しいロッソ・ベルリネッタ

待ち合わせのコンビニに15分遅れで到着。。。mugioさん、すいません。。。

うまい具合に隣が空いていたので駐車。

いやあ、美しいF12!

まず目を惹いたのがこのボディーカラー!

遠くから見ても、普通のロッソコルサではないメタリックカラーなのはわかりましたが、ロッソイモラのような暗めのカラーでもなく、非常に艷やかでかっこいいです。塗装名をmugioさんに訪ねたところ、ロッソ・ベルリネッタという外装色のようです(間違ってたらすいません)。このカラーは知らなかった。

この色、非常に色っぽいです。少し離れたところから見ると、ボディの凹凸にあわせて色彩が変化してなんともいえずいい。

近くで見ると、フレークが多めですね。これがあの艷やかな輝きをもたらしているんでしょう。いや、この色いいな。ほんとに。

F12のボンネット周りの形状も非常に彫刻的でダイナミックなデザインです。

F12まではピニンファリーナ・デザインで、812からはフェラーリ内部のデザインチームに切り替わりました。

写真撮り忘れましたが、80年代からフェラーリファンになった身としてはピニンファリーナバッジがついてると、「いいなー。。。」という気持ちはちょっとあります。

リアのランプが左右1灯ずつなのが812との大きな違いですね。フェラーリと言えば4灯のリアランプというのが昔はあったわけですが、599から2灯に変わりましたね。

ちなみに私は599結構好きなんですが、mugioさんはあまりお好みではないようでした。一般的に599はあんまり人気ないっぽいですねw 

あと812と比較すると、リアのデフューザー形状がかなり異なっていて、F12のほうがより鋭角でF1的なはっきりとしたトンネル形状になっているように感じます。

自分の画像探したのですが、そもそも納車以来、リアをしっかり取ってる写真が見当たらない。。。今度しっかり撮ります。

更に思うと、クルマの写真ばっかとっていて、自分と一緒に写ってる写真がほとんどないですね。今度ちゃんと自分と一緒にも撮っておこうかなあ。

812のデフューザーの写真、一個ありました。F12のほうが効きそうな感じがします。もちろん812のほうが新しいモデルなのでより空力は洗練されているはず、、、?まあでも素人目線ではF12のデフューザーのほうが強そうです。

F12のコクピット

コクピット周りは、基本的には同じデザインの方向性ですね。細かい違いはありますが、カラーの組み合わせが全く同じだったということもあいまって、クルマの世代が違う印象は受けませんでした。

812SFのコクピット

しかし、運転席座らせてもらっておもったのですが、F12のほうが乗降性は良く感じました。

シート位置が若干F12のほうが高いのかもしれません。812のほうが下に潜り込む感触が強いように感じました。

ご厚意でエンジンもかけさせていただきました。F12と812が搭載するエンジンはエンツォから始まり、599、F12、812、12チリンドリまで続くF140系の兄弟エンジンですね。

ですので、そんなに違わないだろう、と思ったのですが、結構違う感触がありました。

たった一回エンジン始動して、ほんとに軽く1〜2回、空ぶかしさせていただいただけなので、どこがどう違う、とは説明できません。説明できないのですが、エンジン始動した瞬間に、あれ、ちょっと812と感触が違う、と思いました。

世代が並んでいる兄弟車なのに、乗降性もエンジンかけた際の感触も違うとなると、運転してもやっぱ違いを感じるのかな、、、と興味深く思いました。

こうなるとやはりその一個前の599やその前でしかもエンジンも違う550マラネロも乗ってみたいし、当然、最新型のチリンドリにも乗って違いを感じてみたいものです。

また、さらに違いが大きくて面白かったのがエンジンルームです。

F12は標準でエンジンカバーがカーボンになってますね。かっこいい。

これは見た目ゴージャスで最高ですが、普段は見えないのと、かなり大きなパーツなので、値段張るだろうし、とても豪華な仕様です。これ普通にオプション扱いにしていたらF12の新車価格はもうちょっと抑えられたんだろうなあw 

こちらが812のエンジンルーム。

この写真だと角度が違うのでわかりにくいのですが、ボンネットあけて、え。結構違う!となったのです。なったのですが、これらの写真だとその驚きがまったく表現できてませんね。。。

こちらはF12。こう、前方に赤い部分が突き出てるので、812以上にエンジンが大きく見えます。

あとインテークマニフォールドがちゃんと見えて、ちゃんと12本数えられるのが12気筒感があって最高です。812は残念ながらそのへんが塊になっていて見えにくいんですよね。

アップの写真がないですが、フロントのグリルやフロントリップあたりの形状も結構違いますね。

全体の印象としてはF12のほうがエレガントで812のほうがアグレッシブだと私は感じるのですが、フロントスポイラー付近はF12のほうが戦闘的でレーシーな印象です。しかし伝統の金属製グリルの存在感、フロントライトが優しい感じであることなどもあって、トータルではエレガントな印象をうけます。

一方、812はおそらく目がキツめのデザインなので、その印象が強いのかもしれませんね。こうして2台比較すると、F12に比べてラジエターグリルやフロントリップ周辺は大人しめと言ってもよいかと思います。ただ、ライトとボンネット周りなどの造形もふくめて、812のほうが低く構えているように見えました。そういうところで812のほうが全体としてアグレッシブな雰囲気をだすのかもしれません。

後ろから聞くV12サウンド最高

さて、mugioさんが予約してくれたイタリアンへ向かいます。

F12の造形の美しさもそうですが、くどいようですが、このロッソベルリネッタという色、ほんと良いです。お天気も良かったので、非常に映えますね。

私の812の黄色(ジアッロ・トリプロ・ストラート)は、どちらかというと屋内とか暗いところで本領発揮する色だとおもいます。

日中明るいところでは、普通に黄色なんですよね。ただちょっと薄暗いところにはいると、急にパールイエローの感じが出てきて、非常に色気のあるゴールドっぽさがでてきます。

まあ、普通は天気の良い明るいところを走るわけなので、そういう意味では、ややもったいなく思うところもあります。

さて、mugioさんのF12が加速すると、ガォォーーーーーーーン!と素晴らしい排気音が・・・!

速攻、窓開けましたが、一番良いところ聞き逃した!

いやあ、やっぱりV12はよい!これはV8やV10とは違うと言わざるを得ない。

ちょうど橋の上にかかり、周りのクルマもすくなく前も空いている、、、ということで自分もシフトダウンしてF12を抜きにかかりました。

その後、F12に更に抜き替えしてもらいます。おおおお、かっこええ!たまらんです。

さすがにオープンな環境ですし、自分のクルマの音も入ってくるので聞きやすい環境ではないですが、それでもすごいの一言。いやあ、トンネルなど音が反響するところで聞きたいです。

さて、目的地に到着。

私がちょっと駐車スペースの認識間違っていて、本来隣同士に停められるはずが、1台はさまってしまいましたw 残念。

美味しいピザを食べながらクルマの話や他の趣味の話をあれこれさせていただきました。mugioさんは職場などではあまり周りに車好きがいらっしゃらないということでした。私はクルマ好きはちらほらいるのですが、とはいえフェラーリの話となるとなかなかちょっと難しいところもあります。ですので、フェラーリや他のスーパーカーの話を気兼ねなくできるというのは大変楽しく、ありがたかったです^^

帰り、トンネルのある方向に走ろうか、、、とおもってたのですが、確認すると私の次の行き先とは結構離れてしまうので断念。F12の雄叫びをトンネルで聞きたかったのですが、それはまあ次回のお楽しみとしたいと思います。

mugioさん、ありがとうございました!

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