完璧。
こんなのロードバイク・ウイルスのビアンキ株にでも侵されてる一部の人間じゃない限り気づかない。
ましてや一般人たる家族は誰も気づくまいて。。。ごふぁふぁふぁふぁふぁ!
この21年型XR3→XR4はほぼ完璧な上位互換性をもっております。ご覧のようにカラーリングが全く同じなのです。ですのでまず誰もわからない。これは家庭の平和を保ちながら新車を買わせるためにはどうするべきか、という問題に対してビアンキ社が考え出した素晴らしいマーケティング・ソリューションです(嘘)。
いやー、わかんねえww これはわからない。
超よく見るとステッカーなどが微妙に違いますが、それはこうしてサイドバイサイドで比べてるからです。同時に2台が存在しない限り、あれ?こんなだったっけな?と一瞬思ってもその違いを指摘することは不可能でしょう。
仮に異様にカンの鋭い人がいてかなりの勢いで突っ込んできても、
セッティング決まってきたからハンドル変えてコラムカットした。
このセリフ一発で解決です。ワイヤーがフル内装になったのもハンドル変えたからです。ACR対応のハンドルとステムだとフル内装ができて、、、とアルファベットとカタカナを連射すれば大丈夫。
いざとなったらね。
ブラックフライデーが悪いです(ありがとう)
ここで試乗してからXR4いいなー、と思ってましたが、正直買う気はゼロ。
本命はUCI新ルールに則ったビアンキのXR4後継機種だったのです。来年なのか再来年なのかわかりませんが。
それまではXR3で楽しもう、鍛えよう、と。そう思ってました。そもそもXR3は見た目がめちゃくちゃ気に入ってるし、別になんの不満もないわけですし。
いや、そりゃ試乗したらXR4よかったですよ。でもXR3を結構長く乗るつもりだったのです。
そんな中、ブラックフライデーという闇の祭典が始まり、マーラさんという悪魔がURLの形で呪文を放ってくるわけですよ。。。
・・・!
これは・・・!
XR4のフレームセット安い・・・!しかも完全上位互換可能な21年式・・・!
これに抗することは出来なかった。ほぼ数秒でポチることに。
XR3の105を載せ替える。いやでも待てよ・・・?
とにかくセールのおかげでフレームは安い。40%オフくらいになってるわけですから。
コンポ等はXR3の105を載せ替えればあとは工賃くらいのものです。で、XR3も良いバイクですしフレームセットでは売ってないので、売りに出せば多分普通にいい値段で売れそう。
となると、かなりお得にアップデートができる!と考えたわけです。
で、それで話を進めてたんですが、第二の悪魔が現れまして。
フィッティング後に、いや実はブラックフライデーセールでXR4のフレーム買ってしまいまして、せっかくXR3にセッティング合わせてくれましたが、まもなく載せ替えなんですよねー、と言ったところ、フィッティングしてくださった方が、
おー!いいですね!でもせっかくXR4だし新型デュラもしくはアルテグラとか載せて欲しいなあ
という呪文を放ってきました。
・・・くっ!
一旦、組み立て担当店の担当営業の新型デュラエースという手もありますよ?攻撃は退けた私です。しかしこのフィッターさんの「載せましょうよ」ではなく「XR4ですよ?良いの載せて欲しいなあ。。。」という搦手的な口撃にやられた。
まあデュラエースが最高に幸せなのはわかってるんですが、いろいろ調べて今回は8100のアルテグラがすごいバランス良くていいんじゃないの?と判断し、105載せ替えではなく新型アルテグラ搭載という話にチェンジ。
シフトが電動です!12速!
納車後テストライド。城山湖に至る穴川林道ヒルクライムのタイムが31秒短縮される
納車後のライド、どこにいくか迷ったんですよね。。。
車体の性能差を見るには、直近で言ったところに行くのが良いでしょう。そうすると飯能。遠いな。。。今日は特に寒そうだしな。。。
ということで1ヶ月前にいった城山湖あたりのヒルクライムで試してみるか、ということにしました。その後そんなに寒くなければ牧馬峠や半原越とかもう一つくらい登ってみても良いかも、くらいのゆるい計画で出発しました。
サイクリングロードで感じる。加速が全然違う。そして巡航速度速え
さて、乗り出し、、、みたいなものは特に違いを感じませんでした。ただ、、、、
加速がいい。
あきらかにXR3より反応がいい。これは試乗の時にも感じましたがもう間違い無いです。速度が乗っていく感じがXR3とだいぶ違う印象です。
そして巡航速度の維持が楽。
今日は前日の強風が嘘のようで、サイクリングロード走ってる時の草木の様子を見る限り無風。37~39km/hくらいの巡航速度になり、心拍的にもこれならだいぶ長い間維持できるペースに感じました。
XR3で何度も走った道です。速度はその日の風やコンディションで大きく変わってしまいますが、コンディションが良い日でも30km/h後半で巡航維持するのはかなり心拍が上がってきてそう長くは続けられなかったです。
ところが今日は1日を通じて巡航速度が高い印象でした。XR3でも30km/h巡航を維持するのは問題なくできるようになってきましたが、35km/hを超える巡航は長くは無理、、、だったのが今日はトータルで120km/h走りましたが、後半においても37~8km/hの巡航維持が問題なく可能であり、なんか速え!と思ってました。
ただまあ速度はその日の風向きとかでだいぶ左右されるので今日だけの結果ではなんとも言えません。
でも一旦速度に乗った後の維持がすごく楽に感じたんですよね。今日1日を通じて全局面で速かった。
乗り味の違い
乗り味みたいなものでいうと、XR4はXR3よりフレームの剛性感が高いというのはすぐに感じました。そしてダンシングした際の軽快感がだいぶちがいます。
それからダウンヒルの安定感がだいぶ違う。何がどう違うのかまだうまく言葉にできないのですが、とにかくXR4だとダウンヒルがあまり怖くなく、ブレーキ使う量がだいたい半分くらいになった感じです。
というように大きく乗った印象は違うのですが、とはいえXR3と共通してるところもあり、違和感のようなものは感じず、初めて乗ったバイクなのに最初からしっくりきました。
カウンターヴェイルのおかげなのか、しっとりとした感触なんかはXR3と共通だとおもいます。ただ、XR4はXR3の全てがスッキリと軽快に上質になった感じです。
XR4の軽やかでそれでいて硬い感じは、XR3とは一線を画しているとやはり感じます。
ちなみに硬いからといって足がきつい、、、という感覚はわからなかったです。疲れ方はいつもと同じかな。
ヒルクライムの違い
さて、家に帰ってStravaをみるとセグメントベストの更新しまくり祭りでしたが、特に意識して走ったプチヒルクライム、穴川林道のタイムは、1ヶ月前にXR3で出したタイムからなんと31秒も更新しました。
2kmくらいのヒルクライムで31秒は大きい・・・!
やはり単純にXR3より軽く感じます。また加速の良さと同じ理由でしょうけども、パワーかけるとぐっと上る感じがXR3より強い。
あと、ダンシングの軽快感はXR3との大きな違いだと思うのですが、そこも違いがでるところだなあ、と。
今日は走りに夢中で写真が全然ない・・・
今日は尾根幹〜城山湖〜相模湖〜大垂水峠〜高尾〜自宅みたいなコースだったのですが、全然写真撮ってないw
まあ撮ったは撮ったのですが、走るのに夢中で写真が適当すぎてなんか映えない。
まあ、近いうちにちゃんと写真をとって備忘録のためにもパーツ等も含めた詳細なスペックを記載した記事を書いてみたいと思います。
また、XR3との違いのインプレッションももう少し乗ってから改めて書いてみたいと思います。
コメント
はじめまして。
XR3,XR4で検索してたどり着きました。
今月XR3が納車になりましたが、4とはそんなにも違うものなのでしょうか?
それと、フレームサイズは53ですか?
はじめまして。コメントありがとうございます!
そしてXR3納車おめでとうございます^^ オルトレは本当にかっこいいですよね。
で、違いなのですが、加速感とダウンヒルの感触については、私は特に大きく違いを感じました。
やはりXR4は流石という印象はあります。
一方で、XR3に何も不満はないなとも同時に感じてます。見た目も最高ですし^^
お返事ありがとうございます。
最近の自転車は全くわからないので技術の進歩は凄いですね。
先ずは3を乗り込んで、4に乗る機会があったら試してみたいですね。
またお邪魔してみますのでよろしくお願いします。
どうも自転車の規定が新しくなるようで、今年や来年にかけて新ルール対応の自転車がいっぱい出てきそうな感じらしいです。
ビアンキもXR4の後継機種が今年か来年は出てくるかも、、、ですね^^
またぜひ記事読んでいただけたら嬉しいです^^
ちょっとご無沙汰です。
遂に組み上がりました。
悪魔の囁きと不用品を処分したので、コンポとフレームはヅラエースDi2にしました。
が、風邪をひいてダウン中なので乗れない今日この頃でした。
おお!いいですねー。はやく体調戻って乗れると良いですね!感想お待ちしてます^^
と、思ったら私の住んでいるところに震度6強の地震がやってきましてそれどころでは無くなってしまいました。
とほほ。
それは大変でした。お怪我がなければよいのですが。各地様々な被害が出ているようですので、早く平常に復すよう願ってます。