812を購入させていただいたおかげで、初めてフェラーリ・レーシングデイズに参加することが出来ました。いやー、楽しかった。
まさにフェラーリ祭り

エントランスで受付をしますが、もう10年もやってるんですね。ちゃんといろんな設営がされていて、気分が高まります!

各地から、、、といっても関東中心だと思いますが、フェラーリオーナーが集う会なのですが、何をするかというと、サーキット専用車XXシリーズのクルマが走ったり、オーナー自身のクルマで走るパレードランや結構ガチなスポーツ走行、そしてなによりF1が走ります!!
私自身のお目当ては、いろんなモデルを見ること、F1を見ること、296スペチアーレを見ること、なんですが、特に実車見たいなー、あるといいなー、と思っていたのは以下のモデルです。
- デイトナSP3
- ドーディチ・チリンドリ(V12最新モデル)
- テスタロッサ
- 288GTO
の4モデル。
結果、288GTO以外は見ることが出来て大満足!
オーナーホスピタリティラウンジにすごいのがいた


さて、こんな感じでテーブルや椅子、ソファなどがあり、軽食や飲み物のサーブがあるスペースがあります。
コースで走ってるクルマもみれて至極快適なのですが、すごかったのがこれ。。。

2、、、250GTO!!!!!!
これはとんでもないクルマがさらっと展示されています!いやー、、、すげえ。
大学生くらいのとき、松田コレクションでたしか赤の250GTOを見たような記憶があるのですが、この色は初めて。こんな貴重なクルマが複数台、日本にあるんですねえ。。。ため息。
このFRD2025(フェラーリ・レーシング・デイズ)で、かなりご無沙汰な方と偶然お会いできたのですが、どうやらこの250GTOのオーナーをご存知らしいです。結構走らせる方で、、、、ということなんですが、この文化遺産とも言うべき250GTOもたまにはエンジンかかるんですかね。ロマンですね。
ちなみに下世話な話ですが、オークション落札結果で言うと、250GTOはフェラーリでもっとも高額なヴィンテージカーであり、ざっと80億弱。現在の歴代一位はメルセデス・ベンツ300SLRウーレンハート・クーペですが、現在の為替だと210億円にもなります。


そういえば、ブースの一角にリシャール・ミルの展示がありました。


例の薄いやつ。

もうワケのワカラン薄さですね。普段は写真撮影できないのですが、イベントでの展示ということでオッケーいただきました。

ルクレールとハミルトン着用モデル。これはルクレール仕様。たしか2.5億・・・?
トゥールビヨンでクロノグラフ・ダブルスプリットだそうです。キャバリーノランパンテが左下にさり気なく入っておりかっこいい。0が2つ少なければこの場で即買いするんですが。。。
リシャール・ミルってお店いってもほとんど何も置いてない、というと言い過ぎかもしれませんが、そんな印象なんですが、こういう貴重なモデルを割と気楽に近くで見せてもらって嬉しかったです。
やっぱF1のサウンドは別格。なかでもV12はやっぱいいよね


お目当てのひとつ。昔のF1の走行です。
フェラーリの最上位顧客といえるであろう、コルセ・クリエンティですが、なかでもF1持ってるオーナーはやっぱり別格、、、なんじゃないでしょうかね。
この走行はコルセ・クリエンティのイベントなので、プロのドライバーが乗るとかではなく、個人オーナーが自分で運転してると思われます。場内アナウンスでもちらっと説明がありましたが、爆音で全然聞こえませんでしたw
さて、土日2日間で4台走ったと思うのですが、あんまりちゃんと写真が取れてないです。でも一台はこれだとおもいます。拾った画像ですが。

2010年のF10。カーナンバー7なのでフェリペ・マッサ車かなあ。違ってたらすいません。
時期的にはV8でしょうか。
あともう一台、リアウイング狭いやつのがいたような気が。。。いかん、なぜ写真がないのか。。。リアエンドが黒いカーボンで多分、F10と同時代のマシンだとおもいます。
そして一台ピットインしてから出てきたのが、、、これは!
往年のマシンシルエット!これはV12でしょう!

スマホ撮影した動画を切り取ったのですが、全然細かいところわからんですね。カーナンバーは28。おそらく時期的にはゲルハルト・ベルガー車と思われます。多分ですが、412T2か、前年モデルの412T1のどっちかだと思われます。いずれにせよベルガー車でV12ですね。
最終コーナー立ち上がって近づいてくる段階から、V12エンジンはやっぱり甲高いサウンドでやっぱかっこいい。
とかいって違ってたら恥ずかしいですが、V10も回転数高いので間違えてる可能性はあるw
さて、F1と一緒にWECで勝ちまくっている499Pのサーキット専用モデル「499Pモディフィカータ」も一緒に爆走していたのですが、ストレートでF1を抜いていてちょっとビビった。
F1マシンはエンジンは回ってましたが、最後ギア入れてるのかなあ・・・?なんとなく速度が出きってない感じがしたのですが、なにしろ30年前のマシンですからね。これくらいなのかもしれない。
個人の運転なので、全開にしてない可能性もあるし、単純に30年前のF1マシンより2025年の最新のWECベースの車が速いのかもしれないし、ドライバーの技量の差かもしれないし、なんだかわかりませんが、とにかく499モディフィカータ速いですね。
駐車場がフェラーリだらけすぎて天国

黄色は私の812ですが、色違いで4台揃ったのでおまわずパシャリ。

もう全景が取れないんですが、フェラーリだらけだし、同じ仕様を見つけられない、というくらい様々なバリエーションです。このバリエーションの豊富さがフェラーリを単なる「中古車」にせずに、唯一無二の個体とするんだなあ、とおもいます。
まあ厳密には人気のコンフィギュレーションはあるので同じ仕様も見つけられるとは思いますが、これだけ台数がいてもそうそう同じ仕様は見つからない、、、というか私は見つけられませんでしたね。


エンジン丸見えは、、、なんだかんだいってかっこいい。これは458スペチアーレかな?

このプロサングエ、めっちゃおしゃれで異彩を放ってかっこよかったです。
ボディカラーはブラックだけど赤のパーティクルがある「ネロ・プロサングエ」だと思うのですが、秀逸なのが、組み合わされるカーボンパーツがレッドカーボンなのです。写真では紫っぽく見えてますが、車体がブラックでありながらどこか赤みを帯びている複雑なカラーに対してレッドカーボンがマッチして、これはめっちゃかっこよかった!


テスタロッサ!!!
私がフェラーリに憧れたきっかけとなった車です。
今見てもワイド&ローなスタイリング、サイドのルーバーのデザイン、迫力です。
フェラーリはいずれどこかでこのテスタロッサをモチーフにした新車出すでしょうね。個人的にはそれをすごく楽しみにしてます。


328GTS。これも憧れど真ん中の車の一つで、正直、いつか買いたいと思ってます。

そして355。MT車でした。
フェラーリ好きになってしばらくたって出てきたモデルで、これはホントめちゃくちゃ欲しかった。というか今でも乗ってみたい車の一つです。
ゲームセンターで、このF355をマニュアルで運転するゲームがあって、あれはかなりやり込みましたね。懐かしい。
これですね。

これまでの車ゲームというのは、リアル志向ではなかったのですが、これは結構本当の車っぽい?感じがあり、どちらかというと、今で言うシムレーシングっぽい感じだったのです。
もちろん今の水準には及ばないと思いますが、すごいそのシュミレーションっぽさにハマりましたね、なつかしい。
そして、、、

そしてきたーーーーー!
見たかった車の一つ。フェラーリV12の最新モデル「ドーディチ・チリンドリ」!!
しかも見たかったカラーです。ジアッロ・モンテカルロというカラーで、黄色というよりは黄土色、でもマットでなくパールカラーなのでゴールドっぽい輝くをもつすごいかっこいいカラーです。
この色、マジで好き。
自分の812のジアッロ・トリプロ・ストラートもパールイエローとでもいうカラーでとても良いのですが、このジアッロ・モンテカルロまじやばい。
この色のプロサングエもいまして、自分が次にフェラーリをオーダーするチャンスが有ればこのカラーにしたいと思ってます。

さて、この車を見つけたので近くに駐車してみましたww

タッチの差で隣になれなかった((泣)。でも十分比較できますね。こうしてみると、ジアッロ・モンテカルロのゴールドっぽさがよくわかりますね。

自分の周りの方々ではあんまりピンと来てない、、という感じなのですが、私自身はこのドーディチ・チリンドリ、大好きでぜひともオーダーしたいのですが、させてくれません。。。めちゃくちゃハードル高いですね。聞いたところだと完売で増産の予定も「今のところ」聞かないとのこと。
限定車ではないですが、事実上の限定車となってしまいそうな雰囲気です。
フェラーリはモデルのバリエーションを増やすかわりに1モデルの生産台数を絞って希少性と販売台数の両立を狙うような戦略のようですが、それでいくとV12モデルは今後も極めて希少価値の高いモデルになっていくのかもしれません。
さて、812のほうがデザイン好きという方も多いと思いますが、私はというと、けっこうどっちも同じくらい好きなんですよね。。。
812のグラマラスで肉感的、筋肉質なデザインは最高にかっこいい一方で、チリンドリのスマートで洗練されたSFな雰囲気も相当好き。
実車の細部は相当に凝っていて美しいし、すごい迫力です。うーん、運転してみたい。オーナーさんのお話聞いてみたいです。
そして更に凄いのがいました。

出た!ラスボス!
泣く子も黙る(?)アイコナ・シリーズのデイトナSP3!!!!!


現代のフェラーリの中でもっとも芸術的な一台だと思ってます。これはほんとすごい。
あまりに彫刻的、立体的で写真でこの凄みが伝わらないです。。。
V12のミッドシップモデル。最高としか言いようがないですね。
ちなみに、SP1、SP2もすごい美しいモデルで実車見たかったです。パレードランでは遠くから見れましたが、近くで眺めることは出来ませんでした。
どうやらこのSP3は、SP1とSP2を両方買った方しか買えなかったらしく、どちらかしか買ってない人は随分悔しい思いをしたとか。



SP1、SP2ともバルケッタであり、クラシックカーが現代に蘇ったとも言うべき素晴らしいデザインですね。
めちゃくちゃ美しいですが、二人乗りのSP2はともあれ、一人乗りのSP1を買うというのはなかなかに勇気がいるのは間違いないですw
しかしSP3はすごい。本当にすごい車ですね。
噂ではSP4が進行中とか。F40のオマージュでMT車になるのでは?みたいな噂がありますが、発表を楽しみに待ちたいです。
後編に続く
ちと長くなったので296スペチアーレや、サーキット走行、フェラーリ・チャレンジ、レストランなんかについては後編にしたいと思います。
個人的にはフェラーリ・チャレンジがものすごかった、、、です。アレは究極のクルマ遊びですね。いやあ、死ぬまでに一度はやってみたい。
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